「はい、どうぞ」の『学び合い』をより機能させたい場合、予習をオススメします。予習していないと、「はい、どうぞ」の後にすぐに教えに行けません。予習してると、すぐに教えられます。教えながら、予習で間違って覚えたところを発見できます。ひと通り教えたら、次の時間の予習をしていれば良いのです。
これを機能させるには教員が「その日暮らし」の授業準備をしていては無理です。次やその次の授業についても考えておく必要があります。
それが更に発展すると、単元『学び合い』へと進む、というのが私の例年のイメージです。
「はい、どうぞ」の『学び合い』を機能させるには、別にスーパーな能力は必要ないでしょう。それより、こんなちょっとした違いが明暗を分けると考えています。