『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

TPチャート作成ワーク

今日は、『学び合い』仙南の会。東京都立K高校の大野さんをお招きしての「自分の理念・信念と出会い直す 〜TPチャート作成1dayワーク〜」でした。いやあ、楽しかった!

TPチャートについては、こちらをご覧ください。

TPチャートとその使い方 - ティーチング・ポートフォリオ・ネット

 

最初に名前や作成目的を書き、その後に自分の「責任」=今やっている仕事や役割を書きました。ここでは「6つくらい」と指示されたので、思いついたことをよく考えもせずに書いたのですが、「あ、これを書いたのは失敗だったかも」なんて思っていました。

その後も「これ、次はどう繋がっていくのかな??」とまだ不安だったのですが、そこから自分の「方針」→「理念」へと進んでいく中で、「ああ!」と感嘆。スラスラと筆が進みました(ボールペンだけど)。自分のやりたいことが、こんなにスムーズに言語化できるなんて!!

私が書いた「理念」は

全員がより幸せな生涯を送るためには、自分達で幸せを生み出せる必要がある。しかし、それは一人ではできない。一人でできたとしても、自分の子孫(これは直接的な子供に限らず)の幸せも一人では保障できない。となると、相互に幸せを支え合える“仲間”が必要ではないか。少なくとも仲間がいる方が確率が上がるだろう。その仲間を公教育の場で得させたい。

です。これがスーッと出てきて、ちょっとした快感でした。

 

しかも。この後もおもしろかった!午後のワークではここからさらに掘り下げる活動。「じゃあ、仲間の範囲は?」みたいなことを対話しながら考えました。ここはぐぬぬと唸る時間。私の方針には「地域のリーダーを育てる」とあるのですが、「じゃあ、なんで地域なの?地球レベルじゃだめなの?」と突っ込みを受けました。言語化できた!と思ったら、次は悩む。悩んだ結果、言葉が溢れ、でもまた悩む。なんと贅沢な時間でしょう。脳みそが熱くなりました。

私が作ったTPチャートはこちら。赤裸々過ぎて恥ずかしいので、ぼかしておきます。

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〆はフリートークの時間。大野さんと壱岐のNさん八戸のNさんという濃いメンバーで濃い話をたっぷりとさせていただきました。ここも脳みそが溶けるような話ができました。実現しないとね、あの話。

 

今日の記事は疲労した脳みそで書いた文章なのでいつにも増して粗いのですが、ご容赦ください。大野さんは今後もあちこちでTPチャート作成のワークを開催されるそうです。強烈におすすめします。ぜひ、ご参加ください。

一つ付け加えておきますが、参加者さんの中には「なかなか理念がすっきりとしない」という方もいらっしゃいました。それはそれで大きな価値があるのではないでしょうか。「ぐぬぬ」という時間って必要ですよね。