今年度は、ブログに可能な限り「悩み」とか「後悔」を書いていこうと決めています。転勤直後は特に悩むし悔やむのですが、2年目、3年目はどんどんそれを忘れてしまいがち。ですから、ちゃんと記録に残しておきたいのです。
今年、最も強く感じているのは、自分の感覚が子供達からどんどん離れていくなあ、ということです。可能な限り「子供目線」で考えているつもりでも、どんどん離れていってしまいます。教員の目線というより、親の目線かもしれません。それは当然の話ではあるのです。だって、私は「小学生の親」なんですから。仕事ですから、完全に素の自分になって考えているわけではありませんが、時々、父親としての自分が顔を出してしまいます。
これがすこぶる良くない。
親の気分で立ってしまったら、教室が「数十人の大家族」と化してしまいます。そんなの落ち着くわけがない!ということで、意図的に自分の立ち位置を変えるようにしているのですが、これまたあんまり良くないのです。在り方がブレブレです。
教員の定年は今後65歳になるとか。となると、あと25年働くのです。今後を見据えて、子供達との距離感を考え直す良い1年となりました。