『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

単元『学び合い』

ちょっと「美しい物語」にし過ぎ(=ちょっと話を盛ってる)なのですが、私のクラスの「単元『学び合い』」は大抵はこんな風に始まります。

 

ある日の算数。一単位時間毎に課題を出していますが、学級のほとんどの子が終わっています。まだ終わっていない子が数人いますが、でも聞いたり教えたりしていて心配はなさそう。むしろ、終わった子が暇で遊んでいます。仕方がないので、子供達にこう言います。

「明日の分の課題を書くから予習してね。その方が明日教えやすし聞きやすいよ」

暇だった子供達は

「やったー!」

と大喜び。

次の日も早く終わった子には次の課題を。その次も同じように。としているうちに「次の次」とか「次の次の次」をやる子もでてきて、やることがバラバラになっていきました。

 

と書くとあまりにキレイにまとまり過ぎですが、でも「早く終わって暇な子のために次の課題を出す」の繰り返しから単元『学び合い』に進むのが、いい感じで進むパターンです。というか、実際は単元『学び合い』に進むことを見越して、次の課題を提示しているんですけれど。単元『学び合い』への移行はスムーズにいくこともありますが、ゴタゴタすることもあります。上手くいかなかったらやめればいいんです。単元『学び合い』をやることが目的ではありませんから。

 

ちなみに、私から意気込んで「今日から単元『学び合い』というのをやります!」とスタートさせたこともあると思います。が、その後にどうなったのか記憶にありません。忘れたということはイマイチだったのでしょう、

 

今年の場合、4クラスで授業しているので、どうなるのでしょうか。こっちのクラスは一単位時間毎で、こっちのクラスは単元『学び合い』。そんな風になるのでしょうか。うーん、面倒くさいなあ。私の処理能力じゃ、混乱しそうです。私の頭が。