今まで「教えて」と言えなかった子が友達に「ねえ、ここ教えて」と言えた時。
算数が大の苦手だった子が100点を取った時。しかも、それを友達と一緒に喜んでいる姿を見た時。
苦手な学習を前に不安がっている子に「心配するなって。俺が助けるからよ」と声をかける姿を見た時。
授業中、誰が教えていて誰が教わっているのかもはっきりしないくらいにごちゃごちゃと学び合っている時。
いつ誰がどうやって解決したのか分からないうちに、子供達がトラブルを解決してしまった時。
休み時間に一人だった子が、たくさんの仲間と笑顔で過ごせるようになった時。
卒業し、成長した教え子が、私には出来ないことを成し遂げた時。
私にとっては、学校は感動にあふれる場です。日常のドラマを大切にするようになってから、教職というものが幸せな職だと、強く感じるようになりました。そりゃあ、嫌なことも山ほどありますが、でも、それに心を奪われていたら勿体無いですからね。