『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ちゃんと通じる

初めての理科専科となった今年。間もなく1学期が終わろうとしています。1学期最後の単元が終わったクラスでは、「1学期の振り返り」を書いてもらいました。

私が授業するのは、基本的に週に2日、3時間だけです。(1時間の授業が1日、2時間続きの授業が1日なので。)たったそれだけですが、ちゃんと、『学び合い』の考え方が伝わっているのが分かります。

  • 協力することの大切さに気づいた。
  • 仲良しだけじゃなく、もっとたくさんの人と話し合いかったけれど、まだできていない。
  • 自分が説明するだけじゃなく、話を聞くことを大切にしたい。

そんな言葉が並びます。ちなみに、「先生が教えてくれなくて困った」というような言葉はゼロでした。多分、困っていませんから。だって、ちゃんと仲間がフォローしてくれていますから。(この辺りのコツは、ちゃんとした形でまとめたいですね。)

 

毎時間全教科『学び合い』でやってきたので、週2回理科だけ『学び合い』となることに、ほんの少しの不安と、まあ大丈夫だろうという楽観とを感じながらやってきましたが、ちゃんと通じるものですね。

そして、心掛けてきたのは、「高橋の授業はそういうもの」というスタンス。決して、「全ての授業がこうあるべき」とは伝えてきませんでした。だって、子どもたちのホームは、担任の先生の授業なんですから。そういう気持ちも、ちゃんと通じていると思います。

他のクラスもそろそろ1学期の単元が終わるので、振り返りが楽しみです!