『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

理科室においで

今日は一日、理科室で「実験」の日。理科の自由研究のための「理科室解放日」でした。
本校では4年生以上で「自由研究が全員宿題」となっています。一人では難しかったり、やりたくても薬品や器具がなかったりして、苦しいのが自由研究。でも、みんなで集まれば何でも楽しくやれちゃうもの。ということで私が比較的フリーでいられる日を「理科室解放日」としました。夏休み中にたった4日間だけなんですけどね。
1学期から「理科室においでね~」と声をかけていたところ、今日は10人程度の子がやってきました。これが多いのか少ないのかは分かりませんが、でも、まあ、子どもたちのためにはなったかな。とても楽しそうでしたしね!

 

それにしても、「夏休みの宿題」ってなんなのでしょうね。
せっかく学校が休みなんだから、好きなことをやれればいいのでしょうけれど。でも、それだと「好きなことをやれるかどうか」が家庭環境によって大きく左右されちゃいそうな気もしますから、ある程度の宿題は仕方ないのかなあ。ただ、結局は宿題だってちゃんとやれるかどうかは、家庭次第になってしまうんだけどなあ。
「家庭教育力」の低下が危惧されてから、ずいぶん時間が経ったように思います。でも、学校がその対応策をちゃんと打ち出せているとは思えません。また、宿題に出す以上、それをちゃんとやれる力を授業でつけておくか、やれない子がいたらどうフォローするかを考えておくことが学校の責任なんじゃないかと思うんですけれど。口で言うのは簡単でも、なかなか難しい問題です。

ということで、この理科室解放日は、私なりの責任の取り方でもあります。「自由研究に困っているなら、理科室においで!」というわけです。もちろん、困ってない子も来てましたけれど。

数年前は、学級で「夏休み中にみんなで勉強する日」を設定したこともあります。が、ここ数年はいろいろあってやれていませんでした。今年は、ちょっと形は違うけれど、やれてよかったなあ。