勉強を頑張る子が悪く言われる風潮があるように感じる。典型的なのが「ガリ勉」という言葉。勉強を必死にやることはダサいらしい。他にも、「真面目」が悪口として使われることもある。
テストで100点をとった子が喜んだら「自慢してはいけない」と教員に指導された話も聞いた。100点を喜んではいけないのだろうか。
そういう私も、過去に
「自分が100点をとることに価値はない。人のためにがんばることが大切なのだ!!」
なんて酷いことを言ってしまったことがある。勉強を頑張った子に「お前が100点をとったのは、人に教えなかったからだ。お前は思いやりがないダメな人間だ」と言っているようなモノだ。私は本当に酷い教員だ。熱く語れば何を言っても許されるわけではない。
テストが大切だ、と言いたいわけではない。私自身はテストは嫌いだ。でも、私の個人的な好き嫌いは重要じゃない。
「ガリ勉」「真面目」これって悪いことだろうか。