『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

エピソード

学期末です。評価の時期ですね。今の勤務校にはありませんが、今までの勤務校ではこの時期に、個別懇談も行われていました。

 

個別懇談や所見の準備として、クラス全員分の「エピソード」を名簿に書き出すようにしていました。成長が分かるエピソード、その子の持ち味が分かるエピソード、保護者さんに伝えたいエピソード。そういうものを名簿に書き出します。全員分を書き出すには、普段から全員を見ていなければ無理です。

これ、若い頃にはできませんでした。見ているようで、見ていなかったのですよね。クラス全員分のエピソードがスラスラと出せるように、子供たちを見るには、少し距離をとって、グルグルと回るように(比喩ですよ)見る必要がありました。どんなに一生懸命見ていても、近過ぎると一部しか見えません。遠過ぎると詳細が分かりません。一点からだけだと物陰が見えません。動き過ぎるとぶれます。全体的に見るって、なかなか難しいものです。

意識的に子供たちを見ておかないと、全体を見られません。見ようと思っていても、なかなか無理なものです。練習が必要ですよね。私は寝る前に、クラスのことを思い返していることが多いですね。

今年は担任を持っていないので、こういうことをしません。頭が鈍ってしまいそうで、それが嫌なんですよね…。