『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

子供に「見透かされる」

隠していたわけではありませんが、今年は授業で「レポート」を書いていません。とは言っても、「学びのカリキュラム・マネジメント」を行っていないわけではありません。「書くこと」を核にしているのも変わりません。

今年の私は理科専科。今までは「国語を軸に、その学習内容を他の教科につなげる」という意識で授業をしていました。でも、今年は「理科の学びを、他教科へつなげる」という意識で授業をしてきました。そう考えると、理科の授業でレポートを書いても、なかなか他教科で書く機会はなさそう。そこで、他教科にすぐに生かせる形を考えてみました。まあ、大したものではないのですが、「実験結果をもとに、まとめ代わりに、ちょっと長めの振り返りを書く」ようにしてきました。(どんなものかは、機会を見つけて、どこかで発表します)すると、ちゃんと子供たちに伝わるんですよね。

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子供が書いた反省の一部

こんなことを書いてくれた子がいました。
「理科の時間には、いつもまとめ代わりに振り返りを書くので、自分の考えを書きまとめる力がついた。それが社会や他の教科でも生かされた」

という趣旨のことが書かれています。

私、こんなことは一回も口に出していません。それでも、ちゃんと私の意図を「見透かしている」ようなことを書かれてしまいます。やっぱり、子供たちには隠せません。私の失敗は、このねらいを子供たちにちゃんと伝えなかったことですね。伝えた上で、書いてもらえば良かったな。