『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

職場自慢

私は今の職場が好きです。 最も好きな理由は、議論があるところ。

 

例えば、来年度の教育課程編成に向けて、特活主任と私が議論。本校の委員会活動は、今まで半期制&4年生以上が委員会活動を行っていました。学習指導要領を示し、

「今の形はおかしい!来年度は通年&5、6年生で組織したい」

と提案した私に、半期制並びに4年が委員会活動を行うことのメリットを挙げて、私の提案を否定する同僚。私は総会(事実上は発表会)を減らせるという時数の問題、そして、なぜ学習指導要領ではこう示されているのかを説明。同僚は

「それは分かる。でも、本校の場合は…」

と譲らない。他の同僚も

「ちょっといい?あのさ…」

と口を挟んでくれる。約30分、喧喧囂囂と言い合っても結論出ず。で、後日、折衷案として

「来年度は通年に変更。4年生以上で組織する」

を提案。無事に通りました。


他にも、今年度はちょっと大きな研究発表を本校で行ったのですが、その時の指導案を巡って、授業者と研究主任と管理職が2時間議論、なんてこともありました(私は関わらず。だって勤務時間が…笑)。冒険した指導案だったので、管理職は懸念があったのでしょう。簡単に「はい」と言わずに、意図と想いを訴えて続けた同僚も、議論に付き合いつつ最後には認めた管理職も、凄いなあと思います。


もちろん、気になる点もありますが、でも、そんなことは当たり前。変に遠慮せず、より良いものを!と考えられる職場です。

それが出来ている最大の要因は、年齢構成&男女構成にあると思っています。50代が多いのは今の福島県では仕方ないところ。でも、20代、30代、40代と各年代がそろっていますし、男女比もおおよそ4:6ですから、かなりバランスが良い方でしょう。だから、ベテランに見守られ、中堅は議論し、若手は失敗して怒られる、という働き方ができるのでしょう。