『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

実験してみた

一昨日は

「高橋先生、この仕事は任せていいかな?」

「いいっすよ!」

で9時40分まで仕事。

昨日は

「高橋先生、お忙しいところ申し訳ないのですが、○○を作っていただけませんか」

「全然、忙しくないっすよ!」

で9時20分まで仕事。

今日は2日間やれずにいた「自分の仕事」をサッサと終わらせた。19時前には退勤。2日も仕事が滞っていたのだから、少々骨が折れた。若い先生が「手伝います」「代わりにやります」と言ってくれるが、私は断る。

「自分の仕事をやったら、早く帰ってください。私よりクオリティの高い仕事ができるようになったら、お願いします」

なんて嫌なことも言う。

 

私がこんな間違った働き方をするのは、試したいことがあったから。多くの人は「みんな同じ」を好む。私は「人と違うこと」を好む。私ような存在は、不安の素だ。では、どうすれば不安を和らげられるのか。様々なことを試してみた内の一つが「ガンガン仕事を頼まれてみる」ことだった。

この2年、試行錯誤してみた結果は、一応は成功だと言える。でも、疲れる。身を削り過ぎたな(笑)

ただ、私はそこまでしてでも『学び合い』でやりたいのだ。『学び合い』が広まってるきたと言っても、「はい、どうぞ」の『学び合い』は、そう簡単には受け入れてもらえない。

『学び合い』を反対された。

『学び合い』を禁止された。

そういう話もまだまだ聞く。私から言わせれば、そんなの当たり前だ。人と違うことをやりたいなら、目立たないようにうまくやるか、目立っても許されるようにやるか、である。4月から『学び合い』をやろうと思っている方は、週に1回くらいからジワジワとやる・算数だけやるなど、作戦を立てて上手くやって欲しい。派手にやるなら、周囲に有無を言わさないだけの働きと結果を見せるしかない。後者はかなり茨の道だけどね。