『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

まずは徹底する

少し前に耳にして以来、少々違和感を抱いている言葉がある。それは、

「人の実践を真似ながら、自分の色を出すことが大切」

というもの。本当にそうかなあ。

私も様々な実践を真似てきたが、その時には私の色を可能な限り消して、徹底的に真似るようにしてきた。それまでの指導と矛盾するところがあれば、その意図を児童に伝えて、新しいやり方に変えることもする。

そうしないと、その実践の奥深いものに辿り着けないからだ。優れた実践はどれも皆、実践者の在り方や生き方と結び付いている。部分的に嚙るだけでは、それらを学ぶことは無理だろう。

まずは丸ごと飲み込むのだ。その実践を消化吸収できれば、私の身になる。そうなって初めて、私の色が滲み出てくるのではないだろうか。 

 

もし、初めから色付けしても、すぐに落ちてしまうんじゃないの?

そんな風に考えている。