『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

子供同士が評価をする、ということ

運動会前ですが、今日は修学旅行の話をクラスで進めました。自主研修(班別の自由行動)の班を編成するに当たって、班長を決めるためです。

こういう時に、絶対に私が班を決めてはいけない、と思っています。私が決めるとなると、子供達は私に様々な「お願い」を様々な形で投げかけてきます。ストレートなお願いも変化球もあります。お願いしたいけれどジッと我慢をする姿にも気づいてしまいます。私は駄目教員です。そうなったら、冷静&平等には決められません。

かと言って「好きな人同士」というのも嫌です。じゃあ、一緒にならない人は「好きじゃない人なのかよ!」って思ってしまいます。

 

今回は悩みに悩んで、「子供達が班長を選び、班長が話し合って班を作る」というかたちにしました。何事にも完璧な方法はないとは思いますが、とりあえず、私が決めるよりは良いでしょう。

班長は互選で決めたのですが、一切「立候補」は募らずに、クラス全員を対象に、「班長になって欲しい人」を選んでもらいました。中には盛んに「班長をやりたい!」とアピールする子もいましたが、申し訳ないけれどあまり意味のない行動だったと思います。普段からどれだけ「周囲を見捨てない行動」をしていたか。それが問われるだろうな。

ということで、無事に班長が決まりました。

 

子供同士が評価をする。

子供同士で選ぶ。

こういうことって、批判や苦情の素になりやすいのかもしれませんが、私は大切にしたいのです。普段、集団のために頑張ってくれている子が報われるために、必要なことだと考えています。