『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

幸せである

最後の運動会練習の後、クラスの子が寄ってきてお願いをされた。

「明日、表現運動の前にみんなで円陣を組みたいんです。いいですか」

私は、

「もちろん。じゃあ、1組にも伝えておかなきゃいけないね」

と答えた。

ということで、私のクラス(2組)の子から1組の子へ伝わり、1組の子から1組の担任へ伝わっていった。

若い頃の私は、

「よし、円陣を組むぞ!」

と言って子供達を集めていた。それが悪いとは思わない。でも、こういうことを子供達から提案してもらえるのは、本当に嬉しいことだ。

 

また、今日の放課後には、数人の子供達が校庭で明日発表する表現運動の練習をやっていた。ある程度真剣だけれど、でも、適度に緩くて。まさに遊ぶように学ぶ姿。変に真剣に練習している姿より、私は好きだなあ。こういう姿を見られるのも、本当に嬉しいことである。

 

また、ある子が書いた「運動会の目標」には「いつもの学び合いを生かして」と書かれていた。この言葉も嬉しかった。別の子の書いた「運動会の練習が始まる前より、運動会の後は成長していたい」という言葉も良かったなあ。

 

私は授業を中心に子供達を育てていくタイプなので、運動会などの行事はあまり好きではない。私自身は、運動会の練習より、授業をしていたい。それに、どうしてもこういう行事は、私が前面にでる機会が増えてしまう。私の力量不足で、子供達に任せきれないストレスが大きい。

そんな中でも、子供達の素敵な言動を多々見ることができて、私は幸せ者だとつくづく感じる。本当にありがたいことである。