教室は、全ての子にとって心地良い場所であって欲しい。全ての子に居場所があるクラスを作りたいし、作らなくてはいけない。だが、それは簡単なことではない。少なくとも、私が一人でできることではない。だから、子供達と一緒にやるしかないのだ。
私は、自分自身を信じていない。私程度の人間が、32名全員が幸せになれる教室を作れるとは思えない。そんな力不足の私でも、子供達には「自分の居場所を自分で心地よく変えること」を経験的に学んで欲しい。そして、「居場所」の枠を少しずつ広げていって欲しい。
中には「居場所」を見つけられない子もいる。けれどクラスが「その子の居場所も考えてくれる集団」になって欲しいと切に願う。
今年のクラスも着実に育っているのを感じる。焦らずに、諦めずにやっていこう。