『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

閉じていく傾向

先日、早稲田大学の河村茂雄先生の講演を聴く機会があった。その中で特に印象的だったのは

「最近の居酒屋は個室ばかり。学生も2〜3人での飲み会には行くが、大勢でのコンパは嫌い、という傾向がある」

という話だ。つまり、小さなグループでは安心できても、より広いグループではコミュニケーションが取れないということだろう。(私の記憶で書いているので、詳細は異なっているかもしれないが)

 

大きくてオープンな集団よりも、小さく閉じたグループを好む傾向。これは、地方の小学生にもジワジワ広がっていると、私自身も感じていた。若い教員の一部にも感じていた。心配な若者に、この傾向は顕著だ。逆に、心配の少ない若者は、開いている。より多くの人とコミュニケーションが取れる方が仕事がしやすい、というのは、まあ、当たり前だろう。

 

この「閉じていく傾向」は今後ますます進んでいくように思う。原因は何なのだろうか。分からないが、でも、このままではまずいのは分かる。さて、どうしたものか。