『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

心が重い

この連休、ずっとLOVE PSYCHEDELICOを聴いている。軽やかで、でも心に染みる曲を探していたら、ああ、これだな、と。

新曲も、とても良い。

Swingin'

Swingin'

  • LOVE PSYCHEDELICO
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

20年前は洋楽しか聴かないと意固地になっていた時期なので、LADY MADONNA を初めて聴いた時には「え?これ邦楽なの?」と驚きつつ、興味のないふりをしていた。良い音楽だと感じるのに「どこの誰の曲か」なんて、どうでもいいのにね。

 

どうでもいいことにこだわって、意固地になり、損をする。今も、そうだなあ。あることが心にひっかかり、全くやる気が沸いてこない。

ちっとも成長できていない自分に気付き、せっかく良い曲を聞いても、心は重いままだ。

そんな難しい話じゃなく

私が教員採用試験を受ける前、ある教授から言われた。

「小学校全科は、9割は取りなさい。そうじゃないと話にならない」

実際に受けてみて、なるほどと思った。私の印象では「高校入試と同じくらいのレベルかな?」といったところ。8割なら取る人は大勢いそうと感じたのを覚えている。だから、あの教授は9割と言ったのだな。それから20年以上経っているので、今の教員採用試験の事情は分からない。きっと試験内容も異なっているだろうし。

 

でも、根拠は薄いけれど、でも、確信を持っていることがある。

授業を成立させるためには、小学校であっても、教員がある程度の知識を持っている必要はあるだろう。しかし、それは「教科の専門性」と言われるような難しいものだとは、私は考えていない。もっと簡単な話。高校入試レベルの問題は、ある程度解ける学力があればいい。一方で、それがないと難しいかもなー、と感じることがある。

「この程度の知識や理解力はないと、授業にならないんじゃない?」

と思うこともしばしば。ま、詳細は書けないけど。

 

さてさて、今年の教員採用試験はどうなるのだろうか。

 

教採の勉強が、教員になってから全く役に立たないとは、私は思わない。今年、採用試験を受ける皆さん、先が見えにくい状況だけれど、もうひと踏ん張り頑張ってくださいね。教員は、なんだかんだ言って楽しい仕事です。待ってますよ!

3パターン

今年は研究主任である。考えてみると久しぶりだ。

今年度は、当初の予定どおりに校内研究を進められるはずがない。しかし、我々は研究と修養の義務がある。そこで、

  1. 5月から学校が再開されて、その後も授業を行える場合
  2. 学校の再開は遅れても、その後は授業が行える場合
  3. なかなか再開できない、または再開後も断続的な休業が続き、授業が行えない場合

を想定して、3つの案を立てた。

コロナが今後どうなるかは、私には分からない。しかし、どうなっても、子供たちにも同僚にも(特に、勤務校には若い教員が多いのだ、)プラスになるように、知恵を絞ったつもり。

ただ、考えれば考えるほど、子供たちの安全を守ることの難しさを感じる。本当に悩ましい。