『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

学び合わなくても良い

『学び合い』というネーミングに対しては,賛否両論あるようですが,わたしは好きです。シンプルで。 でも,誤解しないで頂きたいのは,『学び合い』とは「学び合うことが大切だ」という意味ではありません。 「子供達が学び合う」という時,多くの教師がイ…

調子

自分が所属する集団の調子が悪い中で,自分だけが好調を維持するというのは無理なことです。周囲の調子が悪ければ,自分の調子も落ちます。逆に,周囲の調子が良くなればなるほど,自分自身も望ましい方向へと向かっていきます。みんなで調子を上げていくこ…

バランスではなく、融合  イロハのニその3

言いたいことが上手く言えないので、繋がりを無視して、感じていることをポツポツと書いていってみます。上手くいけば、繋がるかな。無理かな。 さて。 Aも大切。Bも大切。どちらも大切ですから、バランスよくいきましょう。 よくある言い回しです。が、わた…

イロハのニ その2

前年度まで色々あった学級を引き継いだわたしが気付いたことは, 「子供達一人一人を見た時と,集団として見た時には,全く違うことを考えたり,違う行動をしたりしている」 ということです。 これは,文章で説明することが非常に難しい!しかも,ブログでは…

そんなに変わっていない

先日,新聞で「人前で化粧をする女性が増えてきたというのは,最近の話ではない」ということを知りました。ちょっと引用します。 『驚いたことに、1935年6月の本紙にあった。電車や人混みで顔をはたき口紅を塗る女性をよく見かけるが、感心しない、人の…

イロハのニ その1

わたしが考える「教師のイロハ」についてまとめてきました。 これらは,わたしがここ数年,ずっと考えてきたことです。が,壁にぶつかっていました。 これから,わたしが壁を越えるきっかけになったことについて,何回かに分けて書きたいと思います。 20代…

楽しむ学級と,折り合い

11月上旬のことです。女の子数人が 「お楽しみ会をやりたいのですが,いつなら時間をもらえますか?」 とやって来ました。わたしは予定表を見て, 「14日の学活ならOKだよ」 と伝えました。 「予算はいくらまでですか」 「○○円までかな」 「分かりまし…

イロハのハ

子供達の今だけではなく,将来を見据えて愛すること。 その愛をもとに,信頼関係を築くこと。 この二つができたら,次に必要なのは「握って,放すこと」だと考えています。 「握る」というのは,「学級の中に教師の考えを理解してくれるコアメンバーが居る」…

イロハのロ

教師に必要なものの第一として,教師に必要な「愛」について書きました。 次は,それを具体化するために必要なものを考えていきたいと思います。 結論から言うと,わたしは「子供達に信頼されること」だと考えています。そして,信頼とは先に書いた「愛」と…

わたしが悪い

わたしは,独善的なところがあって,「自分が正しい」と思ってしまいがちです。 反省することが多々あります。 例えば。 わたしは,自分の学級の子供達全員が,学校が楽しくで,学ぶことが楽しくて,自分のことを誇りに思って欲しいと願っています。楽しいだ…

イロハのイ

教師にとって大切なもの。イロハのイとなるもの。 それは,何といっても「愛」だと思うのです。ベタですねえ。でも,教師には,絶対に必要だと思います。 多分,子供達のことを想っていない教師はいません。少なくとも,わたしが知っている先生方は,全員が…

イロハの二

ずっと考えてきたことがあるので、ちょっと頭の中を整理したいと思っています。 題して「教師の仕事 イロハの二」。 教師としての基本中の基本は何だろう。ということをずっと考えてきました。 最近、それが少しずつ見えてきたのですが、同時に次の一手の大…

静かな進化

3連休の最終日。今日は,仕事の日とし,学習発表会後の2週間で子供達が書いたレポートを読んでいました。分量としては,原稿用紙にすると一人10枚分くらいでしょうか。 もっとたくさん書いていた時期もあるのですが,最近は,一日1〜2枚のペースで落ち着…