『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

長期的な授業モデル その4

<その3 の続きです。> トップランナーの子が自分も勉強しつつ、学習が苦手な子も確実に歩んでいくには何が必要か。 つまりは、自己犠牲=徳による助け合いではなく、共存共栄=得による学び合いを成り立たせるものは何か。 わたしが出した答えは、「時間…

ギリギリ!

来週は、勤務校でマラソン大会があります。本来は今週の予定だったのですが、雨のため延期となってしまいました。 わたしは個人的にはマラソン大会は無い方が良いと思っていますが、でも、個人の感情と「仕事」は別です。やるとなったら、とことんまで子供達…

変態?普通?の二項対立を超えて

わたしは自分が「普通の教師」だと理解しているにも関わらず、「変態」と言われることがあります。ど変態なあの人とかあの人から「変態だ」言われるので、少々憤慨しておりました。 自分としては、周囲とのバランスを大切にする小心者だと思っておりますので…

長期的な授業モデル その3

<その2の続きです。> 一発勝負ではなく、繰り返し学べるというのは、学び手にとって非常に楽です。 繰り返せるということは、ミスが許されるということですから。 ミスが許されない状態での学習は、失敗したくない=やりたくてもやれない に繋がります。…

長期的な授業モデル その2

わたしは、授業を考える時に、1年間というスパンで考えるようにしています。 例えば、国語で「読むこと」の学習をする時には、その単元だけではなく、前の「読むこと」の単元や次の単元についても教材を見ておきます。そうすると、子供達にどんな力を付けれ…

罪滅ぼし

Facebookで古田さんも取り上げていた坂内さんのエントリー。 http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20141108 これを読んで「ギクっ!」としました。 わたしは間違いなくインフレーション化を促している教師です。しかも、自覚的に。 わたしは、ダメな教師です。だ…

語り用目次

「語り」に関するメモです。<創意工夫の話> 1 うどんを食べる息子・・・スプーンから、フォーク・箸へ 2 はぐれメタルを倒すために・・・魔法しか使えないパーティーは損をする 3 エスタークにザキを唱え続けるクリフト・・・人は学ぶから人である<思…

長期的な授業モデル その1

『学び合い』を知ったばかりのころは、「教師は教えちゃいけないのだ。」と肩肘を張って力んでいました。 今ではそんなに力が入っていません。「教師には、全てを教えるのは無理なんだよね。」って感じです。 なので、時と場合によっては教えます。個別指導…

杞憂

「学び合い』は考え方だと言われます。(わたしは経営論だと思っています。) ですから、色々な方法を取り入れて良いのかもしれません。でも、わたしは、「その方法が『学び合い』と矛盾していないか。」を自問自答するように心掛けています。 時々、自分がや…

ご褒美

今日まで3日間、勤務校では個別懇談でした。 わたしは、個別懇談が好きです。だって、保護者さんと一緒に、子供達の成長を喜び合う日ですから。 そして、有り難いことに、感謝の言葉を頂いてしまうこともあって、恐縮してしまいます。 普段の授業でも、子供…