『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

学力向上かあ。

この本を読んでいます。 (THE教師力ハンドブック)" title="簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門 (THE教師力ハンドブック)">簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門 (THE教師力ハンドブック)作者: 西川純出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2015/…

表裏一体

今日、ある子が自分の壁を一つ越える瞬間を目撃しました。 これでその子は、勉強が楽しくなり、クラスが楽しくなるというだけではなく、少しずつ楽に生きられるようになるでしょう。 今年度中に間に合って良かった、という思いと共に、こんなに長く時間がか…

次の発信

最近、叙情的なことばかり書いていますが、実は、授業の面でも色々と考えています。 具体的には、「アクティブ・ラーニングを成立させるために必要なものとは何か」を分かりやすく説明する方法を考え中。 もう少し言うと、「課題の設定」と「場の設定」と「…

方法論と在り方

わたしは、技術や方法論を前面に押し出している人が、なかなか受け入れられません。 もちろん、技術や方法論があるほうが、人を動かしやすい場面もあると思います。 わたしだって、稚拙ながらも、技術で人を動かすこともあります。自分なりの方法論もありま…

申し訳ない

今日は授業参観でした。 保護者さんが何を学習しているのか分かりやすくなるように配慮した以外は、基本的に「普段通り」の授業でした。 子供達は、緊張しつつも、よく考え、よく話し合い、よく書いていました。多い子で、原稿用紙2枚分近く書いていました…

笑顔 時々 怒り

教師は、基本的にいつも「笑顔」で居た方が良いと思います。 子供達がちょっと笑顔を忘れてしまいそうな時こそ、教師が笑顔で居ることって大切だと思います。 けれども、時には叱ることも必要になりますよね。 学級は教師の鏡ですから、子供達の良くない行動…

授業参観

今週の水曜日は、授業参観日です。 今日、子供達と相談し、どんな授業にするかを決めました。 参観日には、導入に少しだけ学習内容に関する確認をすることにしました。 それは、子供達に向けてではなく、保護者さんのため。 その意図は、子供達と確認をして…

違い

人から聞いた話です。保護者さんの多くは、学校の制服を便利だと感じているんだそうです。「違い」が分かりにくくなる、ということで。例えば、経済力の差やファッションセンスの差などが分かりにくくなる、と考えている方が多いのだとか。 でも、その結果、…

勢い

忙しいと、ろくな事を書きませんね。 反省です。

駄目教師

高らかに宣言するようなことではありませんが、わたしは駄目教師です。 自分の授業がそれほど大したものではないとよく分かっています。結果が出ているのは、子供達のおかげです。 また、他の方の授業については一切評価しません。だって、自分の授業ほど丹…

6月

6月には埼玉にお邪魔いたします。http://kokucheese.com/event/index/267421/「赤坂真二先生目当て」に集まった方々の前で、わたし相手にどんなインタビューをしようと言うのでしょう。 これを企画したIさんは、やっぱりどこかオカシイですね。 わたしを知…

言葉が人を作る

この仕事をしていると、言葉が人を作るなあと感じます。言霊、と言ってもいいかも。 まあ、こんな教師は実在しないと思いますが、もしも、万が一 「このクラスは駄目だ。絶対に問題を起こす。絶対に。」 なんてことを言う教師が居たら、そのクラスは本当に問…

打ち破る

わたしが、自分の授業が悪いなりにも多少は進歩していると実感できているのは、嫌なことを認めたからです。 嫌なこととは何かというと、「教師が授業をできているのは、家庭のおかげ」ということ。 「わたしの授業で、こんな凄い成果が出たぞ!」 と思ってい…

実感する

国語の学習の一環として、今年書いたレポート類をまとめています。 レポートを束ね、お気に入りのレポートを選び、それを紹介するレポートを書く、という活動です。表紙を付けて「作品集」としました。表紙を付けるのは、わたしの指示ではなく子供達のアイデ…

理論通り

わたしは『学び合い』の理論は正しいと信じ切っています。なぜなら、『学び合い』の手引きに書いてある通りにやると、書いてある通りの結果が出るからです。 過去、どのクラスにおいてもそうでした。合同『学び合い』を行った学級でもそうでした。一緒に『学…

鍵は教師

わたしは授業中、できる限り喋る量を減らそうと努力しています。 それは、「教師が喋らなくても、子供達が学ぶから」とも言えますが、それよりも「教師が喋らない方が、子供達が学ぶ」という言い方がより正しいと思います。 でも、いつでも黙っているわけで…

未来

「その日暮らし」の教師にならないようにしています。と言っても、大したことはしていません。来週、来月の仕事を考えて行動する。次の単元の学習を頭に入れて授業を組み立てる。そんなこと程度のことです。 加えて、自分が5年後、10年後、退職する時にどん…

おにぎりの会、終了

あんなに大勢の方に話を聞いて頂き、感激でした。基本的に目立ちたがり屋なので。 参加者数は何名だったのでしょうか?60名って本当だったのでしょうか? 西川先生の前で『学び合い』について語るというのは、大きなプレッシャーだったのですが、場の力を借…

潮目

今後、「外」に出るに当たり、『学び合い』という言葉を使わない場合には、アクティブ・ラーニングという言葉を使うつもりでいます。 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20141121/1416562650 わたしは、わたしが関わる全ての子供達に幸せになって欲…

人数次第、運次第。

かなり前にも書いたことですが。 福島県で「30人程度学級」というのが始まった時のことです。まだ『学び合い』を知る前です。 前年度は37人の学級(6年生)を担任していましたが、その後に20人くらいの学級(5年生)を担任しました。 その時、自分がものす…

出不精

15日に話す内容のスライドを作り終えました。 学校で撮影しようと思っていた写真を一枚だけ撮り忘れてしまいましたが、無いものは仕方ありません。 代わりのもので完成としました。 考えてみると、わたしにとって、宮城・福島以外の場所で開催される『学び…

間もなく

日曜日に、上野高校で開催される「おにぎりの会」にお邪魔します。 http://kokucheese.com/event/index/261440/ ここを見る限り、参加者さんはそれほど多くないのかな?と考え、少人数相手の話の組み立てを考えていたのですが(参加者さんとのやり取りをしな…

大失敗

先日、Facebookに書いたこの記事 「今日、子供達への向き合い方で、大きな大きな失敗をしました。 まだまだ青い。 まだまだ甘い。」 有難いことに、もう少し詳しく教えろというリクエストを頂きましたので、ご説明します。 最近、学級の中で「ちょっと冷たい…

全体を見る

「一人も見捨てない」 わたしはこの言葉をいくつもの表現で子供達に伝えています。 意図的に熱く重く語る時もあります。軽く語る時もあります。 最近よく使うのが「公」。 「ここは学校。家じゃない。私的な場所じゃない。公の場だから。自分や家族や仲良し…

ゆるく繋がる

何の根拠もない予想ですが、今後、アクティブ・ラーニングに挑戦し、失敗する人が増えていくだろうと考えています。 活動的な学びを成立させるには、集団を動かす力が不可欠です。個は動かせないから、集団を動かす、と言ってもいいかも。 わたしは「作文が…

戦う男

一部の人から、わたしは「好戦的」だと思われているようです。 そんなことないんですよ? 昔からの友人は皆、わたしのことを「丸くなった」と言います。丸くなったのは、腹だけではないのです。 わたしは、戦うのは好きではありません。負けるのが大嫌いです…

次へ。

第4回仙南の会が終わりました。 精一杯語りました。 教える側が、一番学んでいる。『学び合い』のセオリーです。わたしが一番学ばせて頂いたと思います。参加者の皆様に心から感謝致します。 そして、主催者のG先生、本当にありがとうございました。また宜し…

自由

今日は、とある小学校の研究公開に行ってきました。 久しぶりに「正統派」の授業をじっくりと参観しました。普段は自分のクラスの『学び合い』ばっかり見ているので、逆に新鮮でしたね。感覚が麻痺しているだなあ。 さて、授業の感想は。 もしかすると、ちょ…

やきもち。

わたしの授業を見た感想で、過去に何度か言われたのは、 「この子供達だから出来るけれど、ウチでは○○だから無理かな。」 「この授業は、○○な学校では通用しないよ。」 なんてこと。 こう言われると、二つのことを考えます。 一つは、「そんなに褒めなくてい…

評価される

わたしが働いている地域の年齢構成は、「50代50%、40代35%、30代10%、20代5%」なんて言われています。細かい数字はこの通りではないのですが、まあ、これに近い感じらしいです。ですので、30代後半のわたしなんて、まだまだ若造。批評…