『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大人として

中学校に行く度に羨ましく感じるのは、小学校と比べて生徒を「大人扱い」できること。なんて言うと、「中学校と言っても色々です」と反論されそうですが、小学校の平均と中学校の平均を比べたら、絶対にそうですよね。当たり前ですけど。 児童は、大人として…

恩人であり、同志

昨日は、3年前に担任していた教え子達から連絡があり、中学校の文化祭へ。小学校卒業から3年。大きく成長した姿に感激して帰ってきました。 この子達は、6年前に私が初めて『学び合い』で1年間学級経営した子供達であり、2011年3月11日14時46…

幸せ

今日は幸せな気分で飲んだので、ちょっと酔いが回り過ぎました。 皆様おやすみなさいませ。

視点を与える

とある出来事があって、ある子と話をした時のことです。色々あって、こんな質問をしました。 T:「君は、なんでそんなことをしたの?」 C:「なんでって・・・。ちょっとふざけて。」 T:「なるほど。楽しかった?」 C:「楽しかったです。」 T:「君は…

それでも間違うのが

昨日のエントリーを書きながら思い出したことがあります。これも若いころに読んだ本です。これまた著名な実践家の本で(そして、これまた詳細は忘れてしまったのですが)、その中に、こんなことが書いてありました。 ここまで指導しても、まだ間違えてしまう…

授業がつまらないから

書籍名等が曖昧なので、詳細は書きませんが、若い頃に読んだ著名な実践家の本に 以前、担任したクラスに、授業中に離席をしたり、学習活動に参加しなかったりする子がいた。でも、その子は「良い授業」の時にはちゃんと学習する。その子も学習するような授業…

染まらない

以前も書いたかもしれませんが、私は多少意図的に腹を立てることがあります。 それは、染まりたくないから。 私の弱さ故だと思うのですが、「嫌なこと」に対して黙っていると、知らず知らずの内に自分の中に入ってきて、同調してしまったり、それを当たり前…

外部講師と一斉授業

今日は、外部講師を招いて「食育」の授業がありました。 こういう時には、なかなかフルの『学び合い』とはいきません。でも、『学び合い』の学級は、ちゃんとした授業であれば、一斉授業であってもしっかりと学べるものです。このクラスも一斉授業でも「イケ…

喜ばせるべき

大人の中には 「子供は、大人を喜ばせるべき」 と考えている人もいるのだな。 そういう考えの人は、子供達が大人の望むような行動を取ることを期待するし、望むような行動を取らないと腹を立てるのかもしれない。 そして、もしかしたら、自分の中にもあるか…

性格が悪い

「これ」をやれば、集団が成長できると確信している。でも、必ず批判が起こると予測できる。 こういうことって、少なくないと感じています。 そんな時、もちろん私は「これ」をやります。そして、子供達に正直に言います、「これをやれば、必ず成長できる。…

耐えた1週間

13日のエントリーに書いたとおり、先週は非常に辛い出来事がありました。 週が変われば綺麗に解決!なんてことは当然ながらなく、今週はそれをズリズリと引きずった毎日。でも、あえてプラスに目を向けて、何とか乗り切った1週間でした。 だって、子供達には…

じわじわ2

今日は、4年生と5年生で合同『学び合い』が行われました。私はちらっと覗いてみただけで、ほとんど関わっていません。 今まで、私が担任している学級を中心にして合同『学び合い』を行うことはありましたが、私が関わらないものは初めてだと思います。じわ…

じわじわと

たまたま会った元同僚の先生から、突然、話しかけられました。 「私も、『学び合い』をやってみたんだけれど、ちょっと分からないところがあって」 という話でした。ビックリしました。だって、1年間しか一緒に働いていませんし、年齢は私よりもっと上です…

ご迷惑

子供達が何か失敗をした時やトラブルが起きた時、保護者さんから 「ご迷惑をおかけして、申し訳ございません」 と言われることがあります。その度に私は 「迷惑なんてとんでもありません。これが私の仕事ですから。」 と答えます。 子供達が失敗をする。何か…

素敵なことね

今日は、校長先生と「今後の話」をしました。校長先生の指令を受けて、 「さて、どうしたものか」 と思案していたら、同僚のO先生から嬉しい提案が。 私の悩みがあっという間に解決しました。 一人じゃないって、素敵なことね。

染まらない

人の話を聞いているうちに、知らず知らず「染まっていく」ことがありませんか?私は時々あります。 楽しい話を聞いているうちに、何だか楽しい気分になっていたり、失敗談を聞いているうちに不安になったり。そして、子供達への指導も。元々は違う指導をして…

地ならし

短気でワガママな私は基本的にイライラしています。例えば、 「自分が新しいことから逃げ切れそうだからと言って下の世代にも同じ行動を強要するのは止めて欲しい。 あと数年なら可能かもしれない。どうぞ逃げればいい。 でも、こっちは20年以上あるのです。…

在り方

今日は昨日とは全く違った雰囲気の一日。 結局は、私が教室でどう在るか次第なのだと痛感しました。 具体的かつ端的に言うなら。「笑顔で。でも、本気で」といったところでしょうか。最近は笑顔が足りなかったな。

最悪

今日は、教員人生最悪と言ってもいいくらいの酷い日でした。同じような日がまた訪れるくらいなら、もう辞めてもいいと思うくらいに酷い日でした。 昨日のエントリに書いたとおり、学級の調子が悪いのは、全て私が原因なのです。 「ピンチの裏にはチャンスあ…

簡単な話

学級の調子がイマイチなのは、全て私のせい。簡単な話です。それをアレコレと理屈をこねても、何も良いことはないと分かっているんですけれど。 全ては私のせい。 と認めると、最初はめちゃくちゃ苦しいけれど、でも、すぐに楽になります。自分が悪いとなれ…

しまった

今日、子供達に 「仲の良いふりはいくらでもできる。でも、勉強が分かるふりはすぐにばれる。だから、楽しくお喋りしてても、本当のチームワークは生まれないんだよ。一生懸命に勉強して分かった時に、本当のチームになる」 という話をしました。というか!…

「話すこと・聞くこと」とタブレット

「話すこと・聞くこと」の授業では映像が大活躍しますよね。 私が最初に行ったのは、2010年ごろ。話し合いの様子を映像に撮り、それを見ながら振り返って、次の話し合いに生かす、という授業でした。その時に使っていたのはデジタルビデオカメラと液晶テレビ…

渡辺さんへの私信的記事

先週、東京学芸大学教職大学院の「一見爽やか系だけど超過激切れ者」渡辺先生からメールをいただきました。とある大学でのとある授業で学生さん達が私の授業映像を見て、その感想を送ってくださったのです。大変ありがたいことです。 そのメールは載せられま…

国語の授業

良いか悪いかは別にして、「国語の授業」と言えば「文学教材」というイメージが根強いなあと思います。教育書コーナーに並ぶ国語の本も、研究授業で扱われるのも、文学教材が多いですよね。 でも、良いか悪いかは別にして、私が教員になったばかりの頃と比べ…

無言の圧力

圧が強いのは、私の長所であり、短所であり。 もう少し、まろやかなオーラを身に付けたいものです。 が、それがなかなか難しい。 自分自身を受け入れて、理想と現実の間で折り合いをつけなくちゃね。

焦ってはいけない

今年度も半分が過ぎました。いよいよ後半戦です。 こんなことを考えても絶対にその通りにはならないと分かっているのですが、小心者の私は 「半年でここまで来たから、あと半年でせめてここまでは伸ばしたい。いや、もっといけるか。いくべきか」 なんて悩ん…

リコーダー

教員「今日は、この曲をリコーダーで演奏します。聞きましょう」 教員「では、音階を書きましょう」 教員「書けた人?じゃあ、発表してください」 児童「ミソラソミソドドララソミドレミ・・・」 教員「素晴らしいですね。書けなかった人は、書けた人の真似…

鉄棒

教員「では、今日の授業は鉄棒です。 まずは逆上がりから。1列目、はじめ。ピッ」 教員「がんばって足を高く上げましょう!はい、2列目、ピッ」 教員「鉄棒がへそと離れてしまうとできないよ。はい、3列目、ピッ」 教員「A君、上手でしたね。では、やってく…

『学び合い』は簡単か

久しぶりに考えました。『学び合い』は簡単なんだろうか。 というのも、今週は近隣の先生方に呼ばれて『学び合い』の紹介するからです。私の答えは直ぐに出ました。『学び合い』は簡単ではありません。でも、それは「教育」という営みが簡単ではないからであ…

教材研究よりも教材の理解

私は最近、「教材研究」をしなくなりました。その代わり「教材理解」には力を入れています。 この「教材研究」と「教材理解」という言い方は、完全に私が感覚的に分けているもので、厳密な定義があるわけではありません。私は 「教材研究」…完全にオリジナル…