『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年もありがとうございました。

今年も残すところ、あと数時間となった。大晦日にもかかわらず、足を運んでいただき、心から感謝している。ありがとうございます。今年も、ほぼ毎日、ブログを更新してきた。毎日書くようになって分かったことがある。それは、「書くから書けるようになる」…

健康第一

昨夜から息子が体調を崩し、一人大嘔吐大会。 そのため、その後は床拭き大会からの洗濯大会。 御用納め後に体調を崩すあたりが、流石我が息子。そんなところも、父に似ている。 やはり、健康第一だなあ。

大切なのは「教科」ではなく

実は最近、少々欲求不満なのだ。 何が不満かというと、夏のフォーラムでも、11月の「みゆき会セミナー」でも、「学びのカリキュラム・マネジメント」のことを話して、『学び合い』の話をしていない。その為、『学び合い』の話がしたいのである。 現時点で私…

一人じゃ難しいなら

昨日や一昨日のようなことを書くと、アクセス数は増えるのだが、評判は下がるんだろうな、とFacebookを見ながら思う。まあ、仕方ない。実を言うと、Facebookとのつき合い方を変えようかと考えている。SNSというものが面倒になってきた。ま、これについては別…

本当に勉強して欲しいと願っているのだろうか

昨日書いた「失敗例3」に関して、なおたかはどうすればよいと感じているのか?というご質問を、Facebookにて頂戴した。ありがたいことである。 長くなるので、Facebookではなく、こちらにアップすることにした。 まず最初に断っておきたいのが、失敗例3のよ…

無理しなくてもいいのですよ。

昨日のエントリーの続きと言えないかもしれないが、その流れで。私が『学び合い』をある程度安定的に継続できるようになったのは、以下の3点を意識してからだ。 人は、本能的に学び合える。だから、ことさら学び合わせようとしなくても、必要であれば学び合…

聞いてみたいが、聞かない。

たまたま、『学び合い』に関する次のような意見を、続けざまに見聞きした。 「全員ができる」まで学習するのは、「出来る子」にとっては時間の無駄だし、面倒だ。(だから、『学び合い』は良くない。) 『学び合い』のようなコミュニケーションを求めれる学…

恥ずかしながら

この週末は、2つの原稿の校正と、みゆき会の著書「学びのカリキュラム・マネジメント」の見直しをしていた。実は私、自分の文章を読むのが結構好きだ。自分が書いたものを読みながら、「ああ、分かるなあ」なんて納得したり、「これ、忘れてたなあ」と新発…

お茶の間評論家レベル

今日は、クリスマスケーキのスポンジを焼きながら、以前、ある人が私に言ってくれた言葉を思い出していた。今ほどは『学び合い』を周囲から認められていない中で、四苦八苦していた私の状況を見て言ってくれた言葉である。 「周囲があなたに言う言葉は、野球…

2学期終了

今日は終業式。当然ながら、通知票を渡した。 一人一人と話をしながら手渡すのが私のいつものやり方だ。全体では「冬休みの計画表」を作成している時間に、ちょっと寒い廊下で一人ずつ呼び出し、話をしながら渡した。成績が下がってしまった子には、ちゃんと…

バスケットボールの授業とへなちょこ課題

ブログのアクセス解析を見るのが好きだ。私のブログなんぞ、一日のアクセス数は数百程度なのだが、でも、日によってその数が全く異なる。この時期になると、平日はぐーんと減って、その分、土日が増える。皆様、お忙しいのだろう。でも、そんな中、今日もこ…

負けているなあ

子供達の行動を見ていると「優しいなあ」と感じる。例えば昨日、帰りのあいさつをする直前に、ウチのクラスの愛すべきお調子者A君が教室の鉛筆削りを落とし、中の削りカスが散乱するという事件が発生した。「あ!」というみんなの声と1秒ぐらいの間の後、踊…

やらなきゃいけない

昨日は冗談半分で「諦めかけ」なんて言ったが、本心では諦める気はない。というか、諦めるのは無理である。『学び合い』をやっていると、度々子供達に頼まれる。「先生、もっと『学び合い』を広めてください!」と。 私は学級で子供達に「あなた達の学ぶ姿で…

諦めかけ

私が『学び合い』について考える時、最も大切にしているのが「学校観」だ。『学び合い』の「学校観」とは何か、『学び合い』wikiさんからコピペ。 「学校は、多様な人とおりあいをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人…

的中率高め

今夜はどうしても眠れず、悶々として過ごしている。 11月の上旬から「嫌な予感」がしていたのだが、それが的中した。超大問題。でも、皆々様は別のことに気を取られていて、この問題の深刻さが分からないだろうな…。 私の「嫌な予感」は当たる。「こういう問…

伝えたいこと・伝えなくちゃいけないこと

私は、私がやっている『学び合い』が誰かの役に立って欲しいと願っている。だから、こうして毎日ブログを書く。が、実際はなかなか難しい。なかなか伝わらないことにイライラする。人と会って話すことが億劫になる。伝えたいけれど、なかなか伝わらない。そ…

忘れ物を減らす

本当は「忘れ物」の話ではないのだけれど、とりあえず例として。 さて。最近、「忘れ物をする子が増えた」という話を何度も耳にするのだが、これは私だけだろうか。私自身は、今も昔も「忘れる子もいれば、忘れない子もいるよ」というスタンスだけれど。増え…

試されてる!?

若い頃には「子供達に試されている」と感じることが度々あった。子供達が何か“悪いこと”をしたり、子供達が私に質問してきたりする時に、「これは、子供達が俺の教師としての力量を試そうとしているんだな。どんな指導をするのか、どんな答えを言うのかを見…

アドバイス

今日は、同僚のО先生に偉そうにアドバイス。まずは、集団を見る時、一部を取り上げて見てはいけないよ、という話。一部に着目すると、全体が分からなくなってしまう。いわゆる「木を見て森を見ず」の状態になる。これが続くと、集団がいびつになる。授業者の…

「We」誌12月号で泣く

昨日は新幹線の中で雑誌「We」の12月号を読んでいた。石川晋さんの連載が載っているためこの雑誌は知ってはいたが、購入は初めて。 Femix information website -隔月刊誌We- 特集の『福島の「いま」を訪ねて』を読みたいというのが直接の購入動機だったが、…

一生の友

今日は心から敬愛する古い友と集うために、朝早くに出発して東京へ。昨日は息子の発表会があり、明日は校内研があるので、日帰りなのが残念だ。 もう25年の付き合いになるのか。 私は「学校」のおかげで、私は一生の友を得られた。 全ての子にとって、学校が…

大変なことを引き受けない

少し前までは「大変なことを率先して引き受けるべきだ」と考えていた。人がやりたがらない仕事、できない仕事に自分から手を挙げ、引き受けるべきだと。それは正しいことで、これからもずっとそうすべきだとも考えていた。 しかし、最近感じる。 それは場合…

実感

私は、身近な方々にとって灰汁が強過ぎるらしい。私が「異質」なだけではなく、私のクラスが異質になっていくのだ。異次元と言ってもいい。きっと私の同僚は大変だろう。 そんな中、多様な人々と繋がることは、私の精神安定上不可欠になっている。作用と反作…

小さな決意

今までとちょっと文体を変えることにした。最近、書きにくさを感じていたのだ。私の文章を読んで、押しつけがましさを感じる人もいるだろう。暑苦しさを感じる人もいるだろう。うん、分かる。自分でもそう思う。が、そこに気を取られ過ぎて、書くのが面倒に…

浮き彫りになる

四月に『学び合い』を始めたばかりの時期は、とても辛いモノがあります。それは、色んなことが浮き彫りになるからです。 例えば、なかなか仲間に入れない子。数人のグループに分かれていく中で、最後まで一人ぼっちの子を見ていると、胸が潰れそうになります…

摘まむ指導を避ける

「一斉指導」をしていた時には、授業中に「摘まむ」という行為を頻繁に行っていました。例えば、指名。挙手した児童の中から、ある種の意図を持って選んで、取り上げて発言させる、というような行為です。 他にも、多くの発言の中からどれを取り上げて板書す…

片目をつむって

20代の頃には「正しい答え」があると信じていました。正しい指導方法があり、正しい学級経営の仕方があり、正しい授業がある、そんな風に考え、正しいモノを探していました。 また、初任者の頃は、私以外の先輩方は皆んな正しい答えを持っていて、私だけが知…

馬鹿若者

「私の授業より貴方の授業の方が優れているとでも言いたいのですか?全くもって理解できませんね。」 こ、こら!!そんなこと言うんじゃない! 「もし、貴方の授業理論がそんなに正しいというなら、その証拠となるような授業を見せてくださいよ。私は、貴方…

師走の土曜だけれど

今日は朝から仕事。 日の出前に起きて、お昼まで仕事をしました。でも、土日で仕事をするのは、土曜日の午前中だけで済むように心がけています。絶対に守る!というほどじゃないんですけど、なるべくはそうしたい。 だって、私は仕事のために生きているので…

見立てと見切り発車

私は「直感が当たる」ことが度々あります。子供達の様子を見て、何かおかしなところを感じ取ったり、見つけたりすることができます。けっこう当たるんです。が、これが落とし穴にもなるなあと考えています。だって、100%ってことはありませんからね。「…