『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ワクワク

今日はわけあって、朝から仙台に。 梅雨の明けた東北地方。外にいると汗が噴き出し、地下鉄に乗って汗が冷える、を繰り返しました。 子供の頃は、梅雨明けと聞くと、ワクワクしたものです。プール、海水浴、川遊び、花火、かき氷、キャンプなどなど、夏は「…

幸せだなあ

今日は朝からPTAの仕事があって学校へ。そこでPTAの役員さんに本を出したことをご報告したところ、「先生の本、いつ出るのかと待ってたよ。」と言っていただきました。また、予想していた以上に喜んでいただけました。 以前に東書さんから受賞した時にも感じ…

教育の本質が分かってないよ!

主任「若手先生、校内研修の件で話があるんだけれど。」 若手「あ、主任先生、おはようございます。」 主任「ああ、おはよう。そうだ、この前貸した本だけれど、どうだった?」 若手「赤い本は読んだんですけれど、緑の本は途中です。黄色の本はまだ開いても…

しなやかに、したたかに。

昨日のエントリーに、Facebook上で多くの方からコメントやシェアを頂きました。予想もしていない反応にちょっとビックリ。 「後輩君」は数年前から現在までの私をモデルにして書いた姿です。もちろん、フィクションですし、思いっきりデフォルメしていますが…

これからもよろしく頼むよ。

上司「お、後輩先生、お疲れ様。」 後輩「上司先生、おはようございます。」 上司「この前の研究授業、とっても良い授業だったって、指導主事も褒めてたよ。」 後輩「ありがとうございます。」 上司「あと、保護者さんから『子供が、学校が楽しい授業が楽し…

不思議なんですよねー。

後輩「僕、不思議なんですよねー。よく後輩に『授業はああしろ』『生徒指導はこうしろ』って自分の真似をさせようとする人がいるじゃないですかー。でも、その人と同じことしても、その人のレベルと同等かそれ以下にしかなれませんよね?言ってやりたくなっ…

どうやってるんですか?

先輩「やあ、後輩君。」 後輩「あ、先輩さん。いつもお世話になってます。」 先輩「今日は一つ、忠告があるんだよ。」 後輩「はい。何でしょうか。」 先輩「後輩君の授業は、ちょっと変わってるよね。」 後輩「いえいえ、色々勉強している途中なだけです。」…

頑張っているようだけれど

先輩「やあ、後輩君。」 後輩「あ、先輩さん。いつもお世話になってます。」 先輩「今日は一つ、忠告があるんだよ。」 後輩「はい。何でしょうか。」 先輩「後輩君はちょっと変わった授業をやっているよね。」 後輩「はい。」 先輩「えーと、何だったかな。…

第6段階

私の授業がどのように変化してきたのかを何回かに分けて書きました。何度も書きますが、これが正解というわけがありませんし、私自身も今がゴールとは思っていません。現状の授業はまあソコソコってだけで、全く満足はできません。大切になるのは、これから…

地域への発信

本の宣伝はぼちぼちやめておきましょう、ブログのアクセス数が減っています^^; 今日は、明後日の出張(準官制研修)に持っていく持寄り資料を作成しました。 若い先生方にぜひ伝えたいのは、「校内はもちろん、自分が働く地区で周囲の方から「お!?」と感じ…

どんな実践かというと…

もうちょっと、本の宣伝をさせてください(笑)。 みゆき会で出す「子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント」は、ここ数年、みゆき会の3人で取り組んできた授業の理論から実践までをまとめたものです。本の中に書かれていますが、…

面白くって、よく分かる!

本の宣伝をさせてください(笑)。 「子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント」は、みゆき会の3人が行っている授業をみなさんにも挑戦してもらうために書いた本です。 架空の学校を舞台に、ベテランの「みゆき先生」が、若い「ア…

第5段階 近い点をつなぐ=カリキュラム・マネジメント

年間レベルで授業のつながりを考える時、難しさの原因となるのは「時間的な距離」です。1学期の学習と2学期の学習を繋げる、5年生の学習と6年生の学習を繋げる、というのは理屈の上では納得簡単かもしれませんが、けれど、実際にやるとなると難しさが分かる…

情けない

昨日は1学期の終業式でした。 朝、教室に入って、宿題の「作文」にざっと目を通していたら、ものすごい作品を見つけました。1学期の振り返りの作文です。その子が、どんな思いで1学期に学校に通っていたのかが、ありありと伝わってくる作文でした。このクラ…

第5段階「学びのカリキュラム マネジメント」

第4段階=1年間を見通した学習は、とっても難しいです。さらにそれを小学校6年間とか、義務教育9年間とか、どんどん長くすればするほど、ますます見通すのが難しくなります。 例えば、国語を研究している学校が「単元の系統表」を作っているのを見たことがあ…

第4段階

単元の『学び合い』を継続すると分かりますが、「繰り返し学ぶ」ことで、子供達の力は確実に伸びます。一発勝負とは大違いです。 けれど、同時に、一単元の中で数回繰り返しても、なかなか出来るようにならない子がいたり、その時には出来ても直ぐに忘れてし…

第3段階 単元レベルの難しさ

念のために書いておきますが、この「6段階説」は私の個人的経験談ですから、かなり怪しい話です。決して一般的な「こういう授業が良い授業」という話じゃありません。「高橋はこう進んできた」という、まあ、半分自慢ですよ(笑) さて、単元レベルの『学び…

才能

段階の話は、ちょっと休憩して、関係ない話を。 間も無く1学期が終わります。なかなか楽しい1学期でした。 心の底から感じますが、今年のクラスも大好きです。私は教員には不適格な人間ですが、一つだけ誇れる才能が、自分のクラスを心から好きになれること…

第3段階 その2

単元レベルの課題設定は、私もいまだに、「失敗した!」ってなることがあります。「やること」がごちゃごちゃして、子供達を振り回しちゃうのです。それって結局は、「単元のねらい」を示しているのではなくて、「何をやるか」の寄せ集め。形式上は単元『学…

第3段階 その1

私が第2段階から第3段階へと進んだきっかけは、以前、書きました。 すぐに伸びるはずがない。 - nao_takaの『縦横無尽』 単元レベルというのは、簡単に言えば「この単元が終わったら、何ができるようになっていればいいのか」を考えて授業をしている、とい…

第2段階

若い頃は「授業で何をやろうかな」とばかり考え、新しい「授業のネタ」を探し、漁り、試してばかりいました。 でも、それだと子供達が育たないんですよね。 楽しそうなんだけれど、力がつかない。 悪いクラスじゃないんだけれど、イマイチ覇気がなかったり、…

第1段階

私が教員に成り立ての頃は、毎日、放課後になると「明日の授業は何をやろうかな」と考えていました。 自分が何をやればよいのか、そして、子供達に何を「やらせれば」よいのか。そればっかりを考えていました。 私はこの状態を、授業の第1段階と考えています…

段階

私は以前から、授業の「6段階説」という怪しい話をしています。私が授業作りをどのように進化させてきたかをまとめたものです。 ちなみに、私がブログでちょこちょこと書く「単元レベル」というのは6段階のウチの第3段階。単元レベルが上手くいかないとすれ…

やっぱり

悪い子なんていないんですよね。 絶対に。

何度やっても

今年は、私にとって7回目の6年生担任です。しかも、最近5年間で3回、6年生を担任しています。これだけやると、自分の中である種の「油断」があるように感じ、自分自身を戒めながら、この3か月間を過ごしてきました。私にとっては7回目でも、児童にと…

明日から

「大丈夫ですか?」という連絡を頂きました。 すみません、仕事のことではないのですが、色々ありまして、更新が止まってしまいました。明日から普通に更新できると思います。しばしお待ちを。

つながり

昨日のエントリーを書いたあとに、ネット上である記事を読んで、ふと感じました。 もしかしたらそう遠くない将来、「答えのない問題の答えを出すこと」さえも人工知能に取って代わられちゃうのかもしれません。私は人工知能のことは全く分からないので「何と…

学び合うと言っても

多くの授業で「学び合い」が取り入れられています。また、「小学校ではアクティブ・ラーニングは以前から取り入れらえれていた」とも言われます。なるほど、確かに、ペアでの話合いやグループ学習は、以前から多くの授業で取り入れらえていました。 ただ、私…

本能レベルを超えて

人が本能的に繋がれるのは4〜5人程度なのだ、ということを忘れないようにしています。そうじゃないと、「どうしてもっと多くの人と繋がらないんだよ!!」とイライラしてしまいがちだからです。 私は、4〜5人レベルのつながりを超えて、全体を見ることの…

過刺激

尊敬する先輩実践者さんの言葉。 「存在が過刺激」私自身は全くもって自覚がないのですけれど、でも、どうやら私もそうらしい。 それを忘れないようにしなくては。なんてことを考えすぎて、最近は寝つきが悪いのです。 土日くらいゆっくり寝よう!さあ、寝よ…