『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

反省の1年

今年はブログを休んでしまうことが多くありました。反省です。書かない日が続くと、アクセス数が減ります。そりゃあ、そうですね。今年は、試行錯誤をしていたので、具体的な授業の話が少なかったこともイマイチでしたね。 今後は、ちょっと具体的な実践の話…

取り残されないように

前回のエントリーに対して、様々な反応をいただいたので、もう少し書いておこう。 最近、久しぶりにTwitterを再開した。それは、日本全国に私が存じ上げない『学び合い』実践者がいて、様々な場で活動している様子が分かるからだ。Facebookは「知り合い」以…

時代は変わるよ、きっと。

あるところで、『学び合い』を 「西川純先生が考案した学習法」 と紹介している文章を発見した。多分、お書きになったのは非常に若い方だろう。『学び合い』実践者の中には 「『学び合い』は『学習法』ではない。やり方ではない。考え方だ!」 と訂正したく…

やってしまいました。

熱発です。安静にします。

悲しい話

悲しい話を聞きました。 ある子が、担任の先生に聞いたそうです。 「先生、サンタクロースはいるんですか?」 担任の先生は、こう答えたそうです。 「サンタクロースは、サンタクロースを信じる良い子のところに来るんだよ。だから、ちゃんと良い子にしてい…

手の内を隠したがる

授業をしていると、私は時々、手の内を隠したくなる。特に顕著なのが国語科。物語文の読み取りの授業だ。私は、子供たちが思いつかないであろう「とっておき」の解釈を持っている。何度も授業をしているし、先行研究や先行実践も学んでいる。だから、子供た…

宣言

多分、年明けの春頃に本を出す予定です。 歯切れの悪い書き方ですが、一応は原稿を書いたのです。編集者さんに 「最初は筆が滑るものだから、好きに書いてください」 と言っていただいたので、本当に書きたいだけ書かせていただきました。が、やはりちょっと…

安静に

今日は訳あって、安静に過ごさなければならない1日でした。 痛みに耐えています。

子供に「見透かされる」

隠していたわけではありませんが、今年は授業で「レポート」を書いていません。とは言っても、「学びのカリキュラム・マネジメント」を行っていないわけではありません。「書くこと」を核にしているのも変わりません。今年の私は理科専科。今までは「国語を…

楽しい2学期でした。

2学期の最後の授業が終わると、全員が揃って 「2学期、ありがとうございました」 とあいさつをしてくれるクラスがあります。きっと担任の先生があいさつをするように、事前に話しているのでしょう。以前の私なら 「強制的に言われる御礼なんて要らないよ」 …

1学期の振り返りを、2学期末に読み返す

授業仕舞いとして「2学期に学んだこと、努力したこと」と「2学期にもっとやれそうだったこと、3学期にやりたいこと」を書いてもらっています。その際に、1学期に書いた「1学期に学んだこと、努力したこと」「1学期にもっとやれそうだったこと、2学期…

全ては自分のため

今日は、ある学年の先生に頼まれて、プログラミングの授業。コレグラフを使って、ペッパーを喋らせたり、動かしたりしました。プログラミングの授業と言われても、どうすれば良いか分からない方が多いでしょう。私も分からないことだらけですが、せっかく頼…

楽しさのいろいろ

そろそろ2学期の授業も、終わりの時期を迎えました。今日は6年生で「2学期の反省」を書いてもらったのですが、その前にこんなことを語りました。 私は、1学期もそうでしたが、この2学期も、みなさんに楽しんで欲しいと思いながら授業をしてきました。楽…

小六教育技術 1月号

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困ったもんだ

教務主任生活も約9か月が経った。2学期末を迎え、同僚の先生方は学級経営にある種の充実感を得ているのが見て取れる。学校全体が(もちろん完璧ではないけれど)機能しているのも感じるし、新卒初任や3年目といった若い先生方のクラスも機能しているのも心…

黄金!?

今日、鋭い質問を受けた。「黄金の3日間って、誰にとっての黄金なんでしょうね。 子供にとっても、自分をアピールするための“黄金の3日間”だと気付いていない先生って多そうですね」 私はこの質問を受けて、「うぬぬ」と唸った。この質問によって、私が長…

自分と同じだから気になる

登場人物1:石木 高男 Takao Ishiki 時々セミナーに参加したり、登壇したり、雑誌に寄稿したりする意識高めの“ちょっと勉強してます”系教員。「最近は教育書より、経営学や心理学の本ばっかり読んでいるなー。もうちょっと教育書も読まないとなー」とか言っ…

本当に駄目な授業

今日は本当に駄目な授業をしてしまった。5年理科の「人のたんじょう」の単元。3学期の内容の先取りで、複数時間の『学び合い』である。 動画と教科書を参考に、子宮内の赤ちゃんの成長をまとめる。食塩水と瓶を用いて羊水のはたらきを実験する。知識の抜け落…

「読まれる」という前提

可能な限り毎日ブログを書こう、と決めてから数年。最近はちょっとサボってしまう日もありますが、そんな日も一応は「別のもの」は書いております。質よりも「毎日」という頻度優先な上に、iPhoneで長文を書くと、なんだか文体がおかしくなるのですが、それ…

横に広げる

私の今までの授業は「縦に突き進む」方向性が強いものでした。子供たちに「もっと!」と求める。授業をレベルアップさせていく。そういうものを私は「縦に突き進む」授業と呼んでいます。 一方、集団の枠を広げる授業を「横に広げる」授業と呼んでいます。合…

実践の全体像

みゆき会の共著である 子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント をご購入くださった方はお気づきでしょうか。この本には所々で「書けない子のレポート」が出てきます。例えば、6ページにチラッと出ているのは、みゆき会の誰かのク…

笑いとクリエイティブ

今日は学期末の忙しい中、各学年主任の先生方に集まっていただき、来年度に向けての「重点目標検討委員会」でした。皆さんが本当に忙しいので、私が自分に課したのは 短時間で でも、クリエイティブに の2つ。ダラダラと話し合うわけにはいきませんが、忙し…

緩み具合

複数時間の『学び合い』や単元『学び合い』をやっていると、時々、子供たちの学びが緩む時間帯があります。ずっとハイテンションな学びを継続することは難しいですから、ある程度は仕方ないのでしょう。できることなら、そこから自分たちで復帰できる集団に…

愚か者

そこそこ上手くいっている。 それなりに力を付け、腕を上げた。 そんな風に思っていると、すぐに失敗をする。 自分の実践を振り返っていて、気が付いたこと。『学び合い』を始めたのも、新しい授業を生み出す必要性を感じたのも、「今までの自分」では乗り切…

エピソード

学期末です。評価の時期ですね。今の勤務校にはありませんが、今までの勤務校ではこの時期に、個別懇談も行われていました。 個別懇談や所見の準備として、クラス全員分の「エピソード」を名簿に書き出すようにしていました。成長が分かるエピソード、その子…

だから授業は面白い!

以前参観した授業で非常に「面白かった」ものがあります。国語の授業でした。多分、昨今の「スタンダードな授業」の進め方としては「間違い」だらけでしょう。私の目から見てもツッコミどころ満載。明らかな「間違い」も含んでいました。「上手いか、下手か…

大詰め!

色々なことが大詰めを迎えていて、ちょっと更新が滞っております。 しばしお待ちを!

読み返す

最近、ちょっと必要に迫られて、自分のブログを読み直している。覚えていることがほとんどだが、すっかり忘れていて 「俺、こんなこと書いていたんだな」 と感じることも多い。 「これ、大切なことだな」 と思うものもあるけれど、そうでないことはもっと多…

Twitter

この三連休は、息子と遊ぶ以外の時間は、ほぼ原稿書きに費やしていた。キーボードの打ち過ぎで、てのひらがカチコチだ。 原稿書きの合間に、2〜3回Twitterで呟いてみた。最近、久しぶりにTwitterを覗いているのだが、Facebookとは雰囲気が違っていて、一周回…

怖い

東日本大震災直後の学校は、様々なものが行われなかった。入学式も簡素化したし、運動会もなかった。水泳の授業もなかった。この地域には多くの学校になぜか「マラソン大会」というものがあるのだが(42.195キロ走るわけではない)それもなかった。校庭やプ…