『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと乱暴

昨日は、函館『学び合い』の会1日目でした。約20名の方と、抜群の眺望だけれどちょっと不思議な空間(競輪場のロイヤル室)で、充実の半日を過ごさせていただきました。 昨日は、『学び合い』の基本的なこと(3つの観!)から、私なりの応用編まで幅広く紹…

心を込めて

いよいよ明日は函館です。考えてみると、私が『学び合い』についてお話させていただくことが減っています。ここ数年は、『学び合い』というより、「高橋の実践」や「震災」、「カリキュラム・マネジメント」という流れの話が多かったように思います。『学び…

ちゃんと見抜く

Facebookで、Yさんがとてもいいことを書いていらっしゃいました。ご本人の許可を得ていないので、引用は避けますが、その書き込みを読んで、私が考えたことを記しておきます。 『学び合い』では 「心を込めて語れば、2割の子には伝わる」 という言い方がされ…

レベルアップ

私にとって、授業を「レベルアップさせる」ことは、何かを削ることです。今やっているモノをやらなくても、子どもたちが学べること。 例えば、私が板書をしなくても子どもたちがし書くべきことは書けたり、私がつなげようとしなくてもどんどん聴き合えたり、…

結局こうなる

以前も書きましたが、今週末は函館におじゃまします。 www.kokuchpro.com かなり前にスライドを作っておいたのですが、結局、昨日と今日で半分近くは作り変えました。セミナーや研修会にお声かけいただいた時には、だいたいこんな感じなのです。 私が早めに…

シンプル

私が心ひかれる実践は、基本的にシンプルなものです。 それは、私が馬鹿だから。複雑なものは理解できないんです。

じゃあ、“標準的な授業”を決めて、そこから外れない教育をしましょう!ということ?

SNSの私のタイムライン等で、こちらの記事が数多くシェアされていました。 headlines.yahoo.co.jp なるほど、ここに書かれていること自体には納得できます。一方で、この記事が「カリスマは要らないんだよね」「“普通”が一番だよね」という捉え方がされたら…

毛穴から吸い込む

5年生の授業。ヘチマの実験・観察のために授業時間中に移動することになりました。私は「整列なんて必要ないよね?」と声をかけ、バラバラと廊下へ。ほとんどの子は自然な感じで歩いていましたが、ふざけ過ぎてしまった子もいたようです。観察が終わって理…

怒りの理由は自分にある

以前の私は「仕事をしていない」ように見える人に対して、怒りを覚えていました。それは私が「こっちはこんなに頑張っているのに、あの人は怠けている!!!」と考えていたから。本当は羨ましかったのでしょう。精神的にも身体的にも疲れてましたからね、そ…

精進せねば

小六教育技術の10月号に拙稿を掲載していただきました。今回は私の話だけではなく、素敵な同僚の先生の話を書きました。 小六教育技術 2018年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/09/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 掲載し…

やってしまった(笑)

今日は、とある研修会で授業提供。求められる役割をこなし、余所行きの『学び合い』にしたつもりですが、加減を間違えました。というか、子どもたちがフルスロットルでした。 「ごめんなさい、まだもりもりやっているところ悪いんだけど、そろそろ終わりね」…

私は「見捨てている」のです。

『学び合い』の根幹は、「一人も見捨てたくない」という教員の願いである。私はこの言葉が好きです。私もそのとおりだと思います。 これに対して、「でもね、なおたかさん。教員はみんな、一人も見捨てたくないと思っているし、自分が見捨てているなんて思っ…

結果に結び付く課題

『学び合い』が安定して継続できるかどうかは、簡単に言えば「トップランナーが走り続けてくれるかどうか」です。トップランナーというのは、テストの点数が高い子、という意味ではありません。学ぶことを楽しみ、どんどん学び続けている子のことです。 中に…

5月は緩めないように

5月になると、子どもたちは『学び合い』による授業に慣れてきます。慣れること自体はよいことですが、私の場合、慣れは緩みにもつながりがちです。 緩みを防ぐために、何度か 「一人も見捨てるんじゃない!」 と強要して失敗したことがあります。私としては…

4月は閉じられた関係性を打破する

初期の『学び合い』においては、課題を「みんなができること」を目指します。さて、なぜ初期の『学び合い』では「みんなができる」が大切になるのでしょうか。 それは、初期の『学び合い』においては、第一に「関わりを増やすこと」が重要になるからです。多…

祈るばかり

昨年は、大阪や札幌にお伺いしましたので、今回の台風、ならびに地震の被害には本当に心を痛めております。誰に何をどう祈れば良いか分からないけれど、それでも、ただただ祈るばかりです。 私は、東日本大震災の時には、食料が減っていき、携帯の充電やガソ…

同僚

私は、子どもたちを「顧客」「お客さん」とは考えていません。「仲間」「同僚」と捉えています。『学び合い』に出会ってしばらく経ってから、この気持ちは変わっていません。とりあえず、2013年には、そんなブログを書いていました。 これからの仕事 - n…

自分でコントロールする、ということ

今日の授業では「自分でタイムマネジメントすること」と「自分で自分をコントロールすること」について伝えました。 複数課題の『学び合い』や単元『学び合い』をやるためには、自分で時間の使い方を考えることが必須だと考えています。そして、私は信頼して…

スライドができた!

今月末に函館にお邪魔します。そこで話す内容がほぼ固まりました。セミナーにお声掛けいただいた時には、私はだいたい一か月くらい前には話す内容を決めます。直前に決めようとすると、生来のいいかげんな性格が災いし「ま、これでいっか」と思って手抜きの…

無理とか言ってられないかもよ?

子どもたちは力を持っている。だから、任せれば、しっかりやれる。 そう言う教員は多い。でも、「何を」「どれくらい」任せるのかは、それぞれ異なる。私の授業や『学び合い』について説明すると「無理」と言われることが多い。 「行事は任せられるけれど、…