『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2年目以降の方へ

たまには初心に帰って毒々しいことを(笑) 私から見れば、初任者も多くのベテランも授業や学級経営の腕に大した違いはない。様々な場で発信している若者も、多くは「何をやるか」で止まっている。私はこれを「授業の第1段階」と考えている。 第1段階 - nao…

待っています!

4月から教員になる皆さん、おめでとうございます。教職は大変です。が、楽しい!ただし、それ相応の力がつけば、です。 今はその力がないかもしれません。いや、きっとありません。ですから、まずは最初の1年間を生き延びてください。初任者が苦しむのは、教…

離任式でした

本日は離任式でした。多くの子供たちに涙で送ってもらいました。 私自身も想定外の転勤。まさか2年で去ることになるなんて。その上「県外派遣」ということで、他県への転勤です。急に決まったことのため、心の準備も十分にできていません。今でも 「俺、本当…

怒りの次のエネルギー

昨日のエントリーには、Facebookでたくさんのコメントをいただいた。ガンダム好きが反応してしてくれたようだ。 昨日のエントリーに対するFacebookでの坂内さんのコメントを引用させていただく。 マジレスすると、シャアはアムロへの嫉妬と恨み、そしてマザ…

それでも公教育に留まる

ここ数年、様々な方が公教育の場から離れて行くのを見る。今後、公教育は大きな変化を求められる。アクティブ・ラーニングの導入で一気に変化するかとも思ったが、残念ながらそれは“主体的・対話的で深い学び”と名前を変え、瓦解してしまったようにも思える…

再現性と「誰でもできる」と「誰かとやる」

「この授業は高橋先生だからできるものですよね。あなたしかできないものじゃなくて、誰でもできるものじゃなきゃだめだよ。ちゃんと言語化して、再現性を高めなくちゃ」 今まで何度となく言われたことだ。 再現性は大切だろう。私も発信する場を与えていた…

ひとまずはお疲れ様

今日は勤務校の「修了証書・卒業証書授与式」。今年度が一応は終了した。多くの学校で「お仕舞い」を迎えたことだろう。 満足できる1年を過ごした方にも、楽しい1年を過ごした方にも、苦しかった方にも、ひとまずは「お疲れ様」と言いたい。 この仕事は、必…

新年度の計画が見えてきたら

そろそろ来年度のことが見えてくる時期かと思います。 6月は仙台にいらっしゃいませんか。 仙台『学び合い』の会~コラボノチカラ2019~ 2019年6月15日〜2019年6月16日(宮城県) - こくちーずプロ(告知'sプロ) 『学び合い』の会は、継続的に参加できる「…

「授業づくりネットワーク」誌に拙稿を掲載していただきました。

授業づくりネットワークNo.32「学び手中心の授業の始め方」号に拙稿を掲載していただきました。私の授業開きから、その後の1年間の授業の流れをご紹介しています。 誌面と筆力の関係で全てを詳しく書けたわけではありませんが、『学び合い』による授業の1年…

技術よりも「在り方」!?

教育に大切なのは技術じゃない。教員の「在り方」が問われるのだ。 度々聞く言葉です。私も言います。一方で、こうも言われます。 何の技術も持たずに子供たちの前に立っても、子供たちは聞いてくれない。 どっちだよ!と言いたくなりますね。 私は、「教育…

実験してみた

一昨日は 「高橋先生、この仕事は任せていいかな?」 「いいっすよ!」 で9時40分まで仕事。 昨日は 「高橋先生、お忙しいところ申し訳ないのですが、○○を作っていただけませんか」 「全然、忙しくないっすよ!」 で9時20分まで仕事。 今日は2日間やれずにい…

8年

8年経った。 あの日、体育館から見えた津波。雪の降る中、高台へ逃げた時の寒さ。そこから見えてしまった惨状。今でもわたしの脳みそにこびりついている。 でも、今の小学生は、震災の記憶はほぼない。小2の息子は、当時は0歳。覚えているわけがない。 それ…

隙間と担任と感謝

勤務校には「タカハシ」姓が3人もいる。そこで、4月に子供たちに 「キャプテンと呼んでください」 と頼んだ。1年経ってかなり定着。授業を受け持っている子供たちはもちろん、他の学年の子供たちも「キャプテン」と呼んでくれる。職員室に来た児童が 「失礼…

仰るとおりですが。

一人で学びたい子にとって、『学び合い』は迷惑だ。 という類の批判を何度も目にする。ある意味で、仰るとおりだと思う。だから、私は「教えて」と言われても「教えるよ」と言われても断る自由を大切にしている。 現に私の授業では、一人で学ぶ子が何人かい…

できないことをやれる

私は、『学び合い』の子供観に則り、「子供たちは有能である」と考えて授業を行います。子供たちは、私にはできないことをやれるのです。 例えば、私が 「どこが分からなのかな。教えて?」 と聞いても答えられず、ますます貝になってしまう子がいても、子供…

教員と子供の関係

最近の学校では、子供たちを「顧客」と捉える傾向が強いようだ。教育がサービス業化しているとも言われる。どうやって子供たちを満足させるか。そういう発信がどんどん増えているように感じるのは、気のせいだろうか。 教員と子供たちが、win-winの関係にな…

仕方ない

人生は、それほど上手くはいかないが、でも、最悪と言うほどでもないな。 と感じた1日であった。

敵味方

世の中には敵なんていない。誰もが大切な仲間である。なんて言えれば良いのだが、なかなかそうはいかない。現実として「合う、合わない」を感じることは多いし、性格の悪い私は敵対心を向けられることも度々ある。 まあ、そんなのは仕方ない。私の不徳の致す…

「突き詰める」ことが必ずしも幸せではない

私は、休みの日にちょこちょこと自転車で出掛けています。ツーリングなんて言うような本格的なものではありません。ポタリングと言うらしいです。 息子と一緒の時は片道5キロから8キロくらい。一人の時には片道10キロから20キロくらい。ゆるゆると走って、ゲ…

教師冥利

今日は福島県立高等学校の卒業式。私が6年前に担任した子供達が、高校卒業を迎えた。なんと、その内3名が卒業式後に、私を訪ねて勤務校に来てくれた。 当時の学校と今の勤務校は20キロ以上離れている。にも関わらず、わざわざ会いに来てくれるなんて、本当に…