『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

取り戻せない

昨年度は教務主任として担任を外れていた。このまま数年は教務主任を続けざるを得ないか、と絶望していたら、急に予定外の転勤をすることとなり、新任校では担任に戻ることができた。 担任に戻って感じたことは「腕が落ちた」ということだ。担任を外れていた…

頑張り主義

私は「頑張ること」が嫌いではない。私自身は昔からずっと「頑張らない奴」だったので、一生懸命頑張る人を尊敬している。そして、私自身は、「昔よりは頑張れるようになってきたな」と自己評価している。 いざという時に頑張れない人間は困る。昔の私はそれ…

同じ

「講師を一生懸命探しているんですが 見つからない」 と言う人も 「講師が見つからないのは、教育委員会や管理職の怠慢だ」 と言う人も、双方ともに「世の中には教員に“なりたい人”が一定数いる」と思っている時点で同じなんだよね。 でもさ、本当に減ってる…

以前、『学び合い』の会で「模擬語り」に挑戦したことがある。参加者さんを前に「私は年度当初に、こんなことを語りました」というのを実際にやってみたのだ。 が、結果は大失敗。後悔しか残らなかった。言葉が上滑りして、アニメにゲスト出演した芸能人のよ…

見えない人には見えない

時々、書かないと忘れてしまうので、しっかり書いておこう。 私の視力は、裸眼だと0.05くらいだ。他の人が見えているものも、見えない。それは、叱られても、責められてもどうしようもない。 同じように、私には見えているものが見えない人もいる場合がある…

前途洋々

同学年を組んでいる先生は、本当に気が利く方だ。私に対してだけでなく、子供達への指導もだ。まだ5年目くらい。私が同じ歳の時とは大違いだ。 これから若い世代が増えていくことで、一時的には混乱もあるだろう。でも、今よりもずっと良くなると、私は期待…

さっそく説教

私はあまり怒鳴らない。 その代わり、クドクドと説教する。 今日は掃除についてクドクドと説教した。 「もう少し“キチンと”掃除しようね」 という話。なかなかのクドさだったと思う。これ以上クドくなり過ぎたらマズいと思い 「きちんとって言われても困るだ…

さっそく授業!

冬休みにも似たようなことをTwitterに書いたが、昨日もこんなことを書いた。 日本中の先生にお願いです。夏休み明けに、「全ての子が旅行した」「映画や買い物に連れて行ってもらえた」「海やプールで遊んだ」という前提で話をしないであげてください。「そ…

我が身を守る

今までずっと続いてきたものを今後も続けるか、それとも、やめるか。 こんなふうに迷った時、どうしても「ここでやめたら、周囲から批判されるんじゃないか」と考えてしまいがち。外の人は、当事者の苦労など考えてくれず、好き勝手に言ってくる。時には攻撃…

真夏のサイクリング

私に似て多動な息子が、 「ゲームばっかりやってもつまらないから、お父さん、自転車乗ろうよ」 と誘ってきた。普段はゲームばっかりやってるくせに。まあ、こんなことを言ってくれるのも今のうちだけだろう。30度以上の気温の中、息子と二人でサイクリング…

きっと悪いことばかりじゃない

斉藤和義と伊坂幸太郎が好きな宮城県民の私としては、これを観ないわけにはいかない。今から公開が楽しみである。 映画『アイネクライネナハトムジーク』公式サイト 原作もよかったなー。 アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版…

夏休みの宿題

今日は、我が子の夏休みの宿題を見ていた。娘の読書感想文の助言と、息子の絵画の指導である。 娘は「可能な限り自分で仕上げたい」ということで、いくつか表記の揺れと言葉の間違いを指摘したくらい。内容としてはかなりパンクで(笑)、父親目線では唸らさ…

8月15日

今日のブログは、書いて消してを繰り返していて、全く書けない。 我が子の横に座りながら、この子の将来を憂う。

ダメさを認める

「自信過剰で傲慢な教員」と勘違いされるのを覚悟の上で、私は度々、こういった発言をしている。 この手の発言は、批判もされるけれど、でも、やっぱりこう思うのです。伸びないクラス、ダメなクラスなんてない。伸びない子供、ダメな子供なんていない。いる…

超利己主義

10日のエントリーのようなことを書くと、私があたかも聖人君子のようなキャラだと勘違いされるようだ。だが、そんなことを言ったら、私のことをよく知っている友人は大笑いするだろう。私は全くもってそんなキャラクターではない。 私は「私自身の幸せなど、…

大丈夫だよ、と伝えてあげたい

『学び合い』に出会って心から良かったと感じるのが、他者の喜びを心から喜べるようになったことだ。自分が所属している集団の誰かの喜びは自分にとってプラスになるのだ。また、自分がつながっている人とつながっている人(つまり、知り合いの知り合い程度…

ほとんど、妄想ですが

根拠の薄い(無いわけではありません。)私の妄想だが、今の教育と世の中の流れが進むと、日本が大きく分断されてしまうのだろうと危惧している。 英語もプログラミングも堪能で、誰とでもコミュニケーションが取れ、地域や日本の文化に精通し、基礎学力も高…

生きていくために

昨日のエントリーに対し、Facebook上で予想以上に反応があって驚いている。それだけ、多くの方が『学び合い』やアクティブ・ラーニングの課題づくりに悩んでいるのだろう。そうだろうな。書籍でもネットでも「アクティブ・ラーニングが成立するためには、子…

正解のない課題

アクティブ・ラーニングには「正解のない課題」が必要だ。 そんな話を度々聞く。なるほど、その通りだろう。けれど、私の『学び合い』の授業では、正解のハッキリとした課題を出すことがほとんどだ。むしろ、必須だと思っている。それでも、子供達はアクティ…

痺れた

ここ数日、石川晋さんの新刊を読んでいた。私にしてはゆっくり、じっくりとしたペース。そう読みたい本なのだ。 その中で、痺れる言葉に出会った。東京都の甲斐利恵子先生の言葉だそうだ。 鋭いことを言うことが素晴らしいことだと思い込んでいる。鋭いこと…

伝わりますように

来月、函館にて藤原さんと『学び合い』の会を開催します。 函館『学び合い』の会~コラボノチカラ2019~ 2019年9月28日〜2019年9月29日(北海道) - こくちーずプロ(告知'sプロ) 場づくりができない私のために、藤原さんが場を提供してくださります。その…

悲しい言葉

今日、あるところで話を聞きながら、悲しくなった。 私は、その話がほとんど理解できなかった。私以外の聴衆も同様のようだった。話し手は、話の上手い方だった。「適切な声の大きさで」「流暢にスラスラと」「淀みなく」話していた。でも、発せられた言葉は…