『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

終わっちゃったなあ。

何があるか分からないのが人生。とは言いつつ、まさかこんなにあっけなく、この1年が終わるとは思っていなかった。 なかなかハードな1年だった。県を跨いでの転勤は、予想していたよりも多くのことで戸惑った。転勤してすぐの6年担任は苦労も多かったけれ…

落ち着いて、立つ。

あの時は、金曜日の下校直前だった。丘の上に避難し、津波が街を呑み込んでいく様を、寒さと恐怖に震えながら見ていた。その後、原発が爆発して、ほとんどの子が「少しでも遠くへ」と避難した。もう二度と会えないかもしれない。そんな風に思った時もあった…

ホッとしているが、次へ

今日が、単著の本当の発売日らしい。小学館さんのサイトにもそう書かれている。 流動型『学び合い』の授業づくり | 小学館 小学館さんが「試し読み」を用意してくださった。中身を見てから買うかどうか決めたい!という方は、こちらをご覧いただきたい。 「…

つもり

土日は、訳あって高校生や大学生とたくさん話をした。すると、なんだか自分も若返った気がしてきた。普段はもっと「若い」小学生と過ごしているのに、そんな気にはならない。不思議なものだ。 まあ、全く若返ってはいないけれど。 土曜日は、間もなく高校を…

成りたいもの、目指すもの

私は、自分自身を「ちょっと授業が好きなだけの平凡な教員」と自己評価している。知識も、技能も「平凡」だ。子供達を惹きつける魅力も特にない。やる気がないわけではないが、全てを投げうって教育に身を捧げようなどとは思っていない。平凡、凡庸、凡人教…

美しいストーリー

尊敬する岩瀬さんから「自分の実践をまとめる時、美しく整え過ぎてはいけない」という趣旨の話を何度か聞いたことがある。成果の面にばかり光を当て、課題には触れない。偶然上手くいったことを、あたかも必然的にそうなったかのように論じる。たった一度の…

変化を妨げていたのは、私

以前は、私も考えていた。 「なぜ、みんな変われないのか」 こっちは、こんなに努力しているのに。新しいことにチャレンジしているのに。そして、それなりの成果も出しているのに。どうして現状に甘んじているのか!大袈裟に言えば、そんな風に思っていたこ…

少しだけ、自分を誇る

他学年の若い同僚が、放課後におずおずと私のところへ。 「来週、授業参観でやる授業について相談させて頂きたいのですが、宜しいでしょうか。土日にどんな授業にするか考えてくるので…」 それを聞いて、私は即答。 「それより、今のうちに一緒に考えましょ…

恥ずかしさより

今日は、尊敬する方に「私の今年の取り組み」を見ていただいた。今年の私は、はっきり言ってイマイチ。子供達の力は十分なのだけれど、それを伸ばしきれていない。それが分かっているから、見ていただくのは恥ずかしかったのだけれど、でも、それを隠す方が…

30年後

坂内さんのFacebookの投稿が読めない人には分かりにくいところもあるかもしれないが、許していただきたい。 今の私は「教材研究」にあまり興味がない。これまでも人並みには教材研究をしてきたと思う。坂内さんの話の流れで言えば、「ごんぎつね」が鈴木三重…

札幌セミナー終了

今年の「これからの教育を考えるセミナー」が終了した。みゆき会での「反省会」を終え、空港に向かう電車内も、空港でも、飛行機でも、帰宅後も、ずっと「反省」を続けている。 今年の私は「中途半端」だった。 初日は時間が足りなくなってしまった。私個人…

祈り

昨日は、今年度最後の授業参観だった。六年生にとっては、小学校で最後の授業参観でもある。 例年は、六年生では「感謝の会」を開いていたそうだが、ここ数年、私はそういうことはしないようにしている。親への手紙やプレゼントの類も授業参観では渡さない。…