『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

戦略

明日から3日連続で研究授業をする。「良い授業」をすることや、自分の腕を上げることもねらっている。見てもらうことで、クラスに磨きがかかることにも期待している。けれど、これらは本当の意味での目的ではない。 私は、交流人事で今の学校に勤めているの…

伸び代

若い先生の授業を見た。 昨年度より、格段に腕が上がっている。ベテランの先生と二人で「落ち着いていますね」と感心した。 更には、先月「こんなことに気を付けてみて」と伝えたことが、ちゃんと改善されている。ま、私の影響かどうかは分からないけどね。 …

積極的保護者対応と消極的保護者対応

昔の話なので、記憶が曖昧なのだけれど、1981年の「生徒指導の手引き」で取り上げられて以来、「積極的生徒指導と消極的生徒指導」という言葉が広く使われるようになった。今は、以前ほどはこの言葉を聞かなくなった。私が教員採用試験を受けた20数年前は、…

それでも前に進むのだ

古ちゃんのこの言葉が好きだ。 https://twitter.com/furunmat/status/1249244580735672321?s=21 人は誰もが不完全だ。完全に完成した完璧な人間などいないだろう。 だからと言って、それが努力をしなくてよい理由にはならない。 不完全な自分を認め、それで…

ちょっと若返った

一昨年、教務主任となり担任を外れて、体重が激増した。食べる量が増えて、運動量が減ったのだから当然だ。昨年、担任に復帰し、体重が少しだけ減った。1年間で2キロくらいかな。 そして、今年。3月以降で、4キロくらい一気に減っている。コロナ太りなん…

早過ぎるのが常

私の予想では、今年は、標準時数を満たしているかどうかを厳密に問われないと考えている。文科も「数年かけて取り戻す」とか言っているくらいだし、水泳なしとか調理実習なしとか、こういう状況なのだから。昨年度のように時数よりも「その内容を学んだかど…

そういう時期

私の勤務校は5月末から再開した。4週間が経過。少なくない先生が苦しさを感じ始める時期だ。6月から再開した学校もそろそろ苦しい時期だよね。 いや、例年の比ではない。例年よりも確実に難しく、苦しいだろう。3か月のブランクは思っていた以上にキツい。…

何かあって当たり前

堀さんの言葉には多大な影響を受けているが、中でもとりわけ好きなのが、この言葉である。 トラブルは起こるものと考えましょう。相手は子どもなのです。トラブルを起こさない子ども集団など、むしろ異常な集団です。「トラブルを起こさない」と考えずに、「…

子供たちには見えないものを見る

若い頃は、子供の目線で考えられる教員が良い教員だと思っていた。子供の気持ちを理解できる先生になりたいとも思っていた。 でも、だんだんと分かってきた。子供の目線と言っても、子供は多様だ。30人に合わせた30通りの目線は持てない。また、ある子の気持…

伝わらない前提

数年前、私はよく「分られてたまるか」と言っていた。悩みに悩んでやっと辿り着いた結論を、簡単に「なるほど、分かります」なんて言われたくない。だいたい、自分自身でもまだはっきりと分かっていないのに、他の人に分かったふりをされたくないと思ってい…

エール

「あの子を何とかしてあげたい」 そういう強烈な思いを、私は大切にしたい。私が『学び合い』を始めたのも、『学び合い』を続けてきたのも「あの子を何とかしたい」という思いが始まりだ。 でも、言い換えれば、始まりに過ぎない。 あの子を何とかしたいと思…

考え方としては分かっていても

『学び合い』に出会って私は大きく変わった。特に大きな変化だと感じているのが、集団を理論的に動かすことができるようになった、という点だ。若いことは、勢いに任せたり、自分の過去の経験を踏襲したり、先輩や本の真似や追試をしたり、よく言えば直感的…

ストレートに語る

私は、自分の思いを子供たちにストレートに語ることが多い。 「あなた達のことが好きだよ」とか「今の時間の姿は、ちょっとがっかりだったな」とか「こんな格好悪い姿、見たくなかった」とか、褒めるにしても、叱るにしても、直球が一番好きだ。いや、好き嫌…

そろそろ決めなくてはいけない

今日は、初任研の一環で、初任の先生に授業を見てもらった。教科は算数。足し算の筆算の単元だ。本来なら全ての先生に見てもらえる機会だったのだが、この状況なので仕方ない。それでも、上司や同学年の先生が覗きに来てくださった。ありがたい限りである。 …

『学び合い』を広めるということ

単学級の学校で『学び合い』をしていた時にも、勤務校内で仲間を作れるよう、積極的に動いてきた。一人より二人。二人より三人。仲間は多い方が良い。 現任校では、ありがたいことに転勤一年目から、同学年を組んだ先生が『学び合い』で授業をしてくれた。さ…

声の響きを使い分ける

今日、こんな話を同僚に話した。 子供たちに「起立」と指示を出す時、何のために立つのか、そのねらいによって声の出し方変えて欲しい。 これから元気に音読をするよ!という時の「起立」なら、高めのトーンで、上へと昇っていくようなイメージ。私は、上げ…