『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ぽくなくなっている!?

今日、学年通信を作っていた。先週行った遠足の写真を載せようと、画像ファイルを開いて驚いた。集合写真に写っている俺、全然、教員っぽくないな…。 あまりにも教員らしさがなく、怒られるまくった初任校時代。その反省から、2校目からはできるだけ教員らし…

権利と義務

私は、労働者としての権利を声高に主張する。時間外の仕事を頼まれたら、 「勤務時間はどうなっているんですか」 なんて質問を頻繁にする。 「それは職務命令ですか?だとしたら、法令違反ですよ」 なんて言ったこともある。 私が権利を主張するのは、そこを…

生きづらさ

子供たちを見ていると、ある種の生きづらさを抱えている子が見える。 みんなと仲良くしているのに、なぜだか浮いてしまう。 楽しそうに過ごしているのに、どことなく苦ししうでもある。 親しくしているけれど、知らぬ間に人を傷付けている。 まあ、多かれ少…

違い

度々聞く言葉。 美味しい魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべきだ。 勉強を教えるのではなく、学び方を教えるのが大切だ、という意味で使われることが多いかな。 なるほど!と思っていたのだが、考えてみると、私は魚の釣り方も教えたくない。できる…

繰り返す

『学び合い』のセオリーは強力だ。もちろん、現実は理論通りにならない面もあるから、『学び合い』による授業を続けるには、理論と現実の隙間を埋める柔軟性が必要なのだけれど(そして、それが非常に難しいんだけれど)、逆に言えば、『学び合い』の理論に…

賢さ

子供たちへの愛を育み、持続させるためには、それなりの「賢さ」が必要だ。その必要性は、今後、どんどん高まっていく。 そんな風に考えています。 「愛」と言っても、特別なことではありません。教え子の幸せを願う。それができるかどうか、です。余裕がな…

冷たい男

教育に絶対に必要なものは何か。 私は、愛だと思っている。子供たちを愛せないと、この仕事はだんだんシンドくなるよなあ。愛せない人と、何時間も一緒に過ごしたら、苦しくなるに決まっている。 というようなことを以前書いて、 「上手くいっていない人は、…

自己責任が嫌いです。

私が他の人のためにしてあげらることなんてほとんどないが、できることなら「自己責任」の呪縛から逃れて欲しい、その手伝いをしてあげたい、と願っている。若い先生も、ベテランも、何でも自分の責任の下で指導をしなくてはならないと思い込んでいるように…

巻き込む

私の学級経営は、巻き込む学級経営だ、と私自身は思っている。 「良いクラスにしたい」という私の気持ちに、クラスの子を巻き込む。もちろん、全員は巻き込めない。でも、巻き込まれていいと感じてくれる子を可能な限り多く巻き込む。 私が考える「良いクラ…

あきあき

私は、教職という仕事が好きだ。毎日、楽しいし、幸せだ。 でも、私の「役割」は嫌いだ。「今年も、この役割か。何回目だろう」と毎年のように思っている。30歳を過ぎた頃から、課されるようになったあるミッション。最初は使命感もあったが、その気持ちは失…

自分の限界を認めるのは、辛いけれど必要だ

数年前の話。 とある仕事を命じられたけれど、 「すみません。私にはできません」 と断ったことがある。当時の私は、通勤に片道80分ほどかかる職場に勤めていて、更には、教務主任と担任を兼務していた。その状況で、確実に毎日、1時間以上は時間をとられる…

忘れていく感覚

今週、行なった、あるワークテスト。とりあえず、全員80点は超えた。平均は97点。 20代の頃は、ワークテストの平均点を90点台にするのが一つの目標だった。当時、TOSSの「教室ツーウェイ」に「平均90点」の話が書かれていた。算数の話だったかな。それを読ん…