『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

仕事のあれこれ

凸凹

学級担任を離れて専科として様々な学級に入ると、自分の学級だけでは見えてこないモノが色々と見えてきます。その中でも最も印象的なのが、集団を形成する凸凹具合。 人って、プラスもあればマイナスもある、長所もあれば短所もある、光もあれば影もある、表…

恐怖心

みゆき会の坂内さんが、Facebookで繰り返し「恐怖」ということを書いています。その影響で、最近は私もずっと「恐怖」をキーワードに授業や学級経営のことを考えていました。 なるほど、私が後から考えると何でこんなことをしてしまったのか…と恥ずかしくな…

守れる約束を

多分、今日は日本中の小学校で「所信表明演説」が行われたことでしょう。私もしました。私は専科なので、明日も明後日も「授業開き」としていわゆる所信表明をします。 私が今日伝えたことは、『学び合い』のセオリー通りに 学校に来る目的 分かり方は人それ…

新しいチャレンジ

今日は始業式。「担任発表」があったのでやっと書けますが、今年は担任は持たず、教務主任となりました。授業は、5、6年の理科を持ちます。 教務主任は以前もやりましたが、その時は担任と兼務をしていましたので、「クラスを持たない」というのは初めての経…

私は「授業」からスタート

新年度が始まり、慌ただしい1日を過ごした方も多いのではないでしょうか。事務仕事に追われつつ、頭の中は「学級びらき」のことを考えていた方も少なくないでしょう。 さて、こちらにも書きましたが、 小六教育技術 2018年 04 月号 [雑誌] 出版社/メーカー:…

やっぱり笑顔

教員という仕事には転勤がつきものですが、でも、やっぱり緊張するものです。私も1年前に今の職場に異動してきた時には、非常に緊張しました。

次の1年に向けて

基本的に休日は仕事をしない私ですが、この時期にはどうしても仕事について考え事をしてしまいます。 この時期に考えるのは「1年前に描いていたイメージと実際のギャップ」と「1年後のイメージ」です。 1年前に自分がどんなゴールイメージを持ってスタートし…

年度末のフワフワ感

今の時期の雰囲気が少々苦手です。本音と建前がごちゃまぜになった空気に少し焦ってしまうのです。 新年度になればものすごく忙しくなるのですから、今のうちから様々な準備をしておきたいもの。けれど、まだ来年度の体制が正式には決定されていませんよね。…

先のことを考える

来年の事を言えば鬼か笑う、と申します。将来の事は誰にも分からないのだから、ああだこうだ言っても仕方ないってことでしょう。 でも、私は先のことを考えずに仕事をするのは無理です。不安になります。 3月には4月、5月のことを考えて仕事をします。自分自…

多分、嘘

授業は、こうすれば上手くいく。 学級経営って、これが一番大切。 なんていうように、簡単に言い切る言葉は、多分、嘘。ほとんど嘘。聞いた瞬間、疑いが頭の中を支配する。 だけど、心のどこかで(もしかしたら、本当かも!?)と期待してしまう。それは、私…

原稿を書く、ということ

ありがたいことに、雑誌等に原稿を掲載していただく機会を何度かいただいております。 文章を書くだけなら、こうしてブログに書くことができます。ブログの良いところは、書きたいことを書きたいだけ、書きたいように書くことができる点。自由です。が、ある…

「こうやりなさい」の怖さ

今まで、「学級崩壊」と言われる状況になった学級を何度か見ています。そういう状況に陥る前に、私が必ず見る光景があります。それは、「無責任な助言」です。誰かは状況によりますが、色んな人が担任に対して、無責任に「ああやれ、こうやれ」と言うのです…

仕事が遅い

時々、周囲の方から「仕事が早い」と言われます。が、そんなことはありません。人より早く仕事に取り掛かるから、先に終わっているだけです。 今日は、学校の学期末の風物詩である「あの仕事」がほぼ終わりました。でも、先週から手をつけていたのです。むし…

待てない

私は、教育には「待つ」時間が必要だと確信しています。待つことのしんどさを知っているので、待てない人の気持ちも分からないではないけれど。でも、待たなきゃ人は育たないだろうな。 なんて偉そうなことは言えません。私も最近、待てないことが続いてしま…

落ち込んではいられない

昨日は少し考えることがあって、ブログの更新が止まってしまいました。考えすぎると暗黒面に落ちてしまいそうになります。本来はネガティブな男なので。いかんいかん。落ち込んではいられません。 ブログを毎日書くコツは、毎日書くと決めて実行することです…

失礼

先日、ある方から極めて「失礼」なことを言われました。(このブログは読まない方です。) 以前は、失礼なことを言われると腹が立ちました。顔にも態度にも出ました。子供の頃なら手も出ましたが、さすがにオトナになってからはそんなことはできません。でも…

ぶれる

今年の私はぶれています。原因は明確で、判断基準が「子供」以外になってしまう時があるからです。 分かっているのに、できない。イライラします。

楽しみがあるから、頑張れる

娘の誕生日プレゼントに3DSを贈りました。今まで友達がやっていても我慢していたので、すこぶる嬉しそうです。 約束は、宿題などやるべきことが終わってからやることと、1日30分、の2つ。今日もさっさと宿題を終わらせて、30分やってました。 ゲームがやり…

私の失敗

数年前に私が犯した失敗は、一部の児童や同僚を救おうとして、「戦ってしまったこと」でした。その戦いには、一応は勝利しました。でも、今でも私の心に、大きな傷が残っています。 でも、その時には戦わずにはいられなかったのです。 もし、その当時の自分…

チーム

チームとして動く時と、一人で動く時では、勝手が違うことがたくさんありますね。 チームで動く時は、一人で動く時とは違い、自分の思い通りにはやれません。でも、思わぬ方法が浮かぶことがあります。 チームで動くためには、あれこれ考えて時には悩みます…

学校と家庭と

昨日のようなことを書くと、もしかすると 「家庭で子供が反抗的だからと言って、その責任まで学校にあるような考えを持つ必要はない」 や 「子供が親に反抗するのに、学校なんて関係ないだろう」 と考える方がいるかもしれません。実は、私の中にもそう言い…

命を守る

似たようなことは前にも書いたかもしれませんが。私が休み明けの時期に「しっかり勉強しよう」と求めるのは、簡単に言うと「子ども達の命を守るため」です。学級が落ち着かない状態だと、事故や怪我が増えます。どうしても増えます。20代の頃に、嫌な経験も…

誘導する

昨日のエントリーに関わる話ですが、私は子供達を強く「誘導」している自覚があります。私の価値観に子供達を染めている自覚があります。 と言っても、学級全体を染められるわけがありません。それを目指してもいません。それは無理だと考えています。でも、…

嘘がばれる

昨日のエントリーでは「大人の理屈が分かる子」と「大人の理屈が全く分からない子」について書きました。そして、後者を「指導が通じず手を焼く」と書きました。 けれど、学級経営上、より手強いのは、実は前者だと思っています。大人の理屈が分かる子が手強…

子供の世界には入れない

残念なことに、教員が児童に「暴言」を発した、という報道が時々あります。「体罰」の報道も度々目にします。傷ついた児童の心のケアが適切になされることを祈ります。そして、同時に、なぜそういうことが繰り返されるのかを、もっと真剣に考えなくてはなら…

「記憶」は美化される

訳あって、2年前に担任していた学級の動画を見直していました。前任校で2年間担任した学級です。多くの方が来校し、参観してくださった学級でした。その当時は、それなりに手応えを感じていたのですが、でも、見直すと「あれ?」と思います。私の記憶の中で…

金土に仕事

これから学期末に向けて忙しい時期。それに備えて、今週末は仕事三昧。 ただし、仕事をするのは金曜日の夜と土曜日。昨夜は日付が変わるまで仕事をして、今朝は4時起きで仕事をして。今夜はこの後、もう少し仕事をしてから寝るつもりです。 そして、明日の…

情報網

個別懇談真っ最中です。3日間が終わった時点で、3名の保護者さんから言われました。 「◯◯小学校の保護者に知り合いがいて、高橋 先生の話は聞いています」 といった感じの話を。なかなかの高確率です。隣の自治体に転勤したのですが、それでも保護者さんの…

焦ってるなあ。

今年のクラスは、「話を聞かせる」のに非常に苦労しました。今も苦労してますけど、4月よりは、格段に楽になりました。 私はどうしても「話を聞きなさい!」という態度を取りがち。でも、聞きなさい、と言っても聞くわけがないんですよね。ロボットじゃない…

選ぶ、ということ。

私は、初任校も2校目も、複数学級ある学校に勤めました。力不足の20代を学年の先生方に助けて頂きながら過ごせたことは、非常に幸運だったと思います。20代の頃は「その辺のアンちゃんがふらっと学校に来たようだ」と評されてきた私ですから、同学年の…