『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

自分のあれこれ

シンプルにする。

今日の私は、まさに「プラスとマイナス」の1日だった。マイナスの方が大きかったな…。でも、分かっていることだ。良いことばかりなわけがない。自分の力不足をごまかさない。愚直にやるしかない。 さてさて。 この時期、なかなかシンドいクラスが多くなるよ…

「カッコいい大人」になれなかったな

2月に出す予定の本は、ノウハウ本でもなく、『学び合い』を紹介する本でもなく、私が10年間やってきた「実践記録」のようなものだ。 来年2月に発売予定です。私の10年間の実践をまとめました。集大成と言えるものだと思います。流動型『学び合い』の授業づ…

教科書の意図を読み取る

私は凝り性で、色んなものを調べたり試したりするのが好きだ。今の髪型に変えたのも、整髪料やセットの方法を試すのが楽しいから、というのが理由の一つ。基本的にオタク気質なのだ。 教員になってからは、教材や指導法に関しても、色んなものを調べたり試し…

力量を高める

勤務校は2期制のため、今日から2学期開始であった。1時間目は始業式。2時間目はいきなり「10月までの漢字のまとめ」漢字50問テストをやった。結果は平均91点。秋休み明けのテストなので、まあ、こんなものだろう。今日の国語は漢字練習にして、テスト…

書いては消して

教室で起きることは、職員室でも起こる。 この確信を得てから、どうにもブログが書けずにいる。 逆から見れば、職員室で起きていることが教室でも起きるのだぞ!分かっているのか!!職員室をもっとよく見てみろ!! と声を荒げたくなる「正義」の自分が疎ま…

幸せ

昨日の午前中は、昔の教え子にお誘いをいただき、とある高校の文化祭へ。数年前に担任していたクラスの約半数が進学した高校なので、たくさんの教え子や保護者さんと再会できた。教え子の成長した姿を見られるのは、本当に嬉しいことだ。 帰りの車で、卒業式…

爆発寸前

今日は危なかった。学級づくりや授業づくりや指導技術について、爆発的に語り尽くしたい欲求にかられ、ちょっと漏れてしまった。でも、私の爽やかさは尋常ではないのだ。不用意に漏らすと凍てつく波動が発生する。周囲の人々が頑張ってこつこつと高めてきた…

一人も見捨てたくない

『学び合い』の本体は、教員の「一人も見捨てたくない」という願いである。私もそう思っている。 私にとってこの言葉は、「あの子を見捨てたくない」ではない。「あの子とこの子を見捨てたくない」でもない。「全ての子を見捨てたくない」のだ。 もしかする…

弱点

私は弱点だらけの人間だ。故に私の指導方法にも、弱点が多数ある。 私のクラスの子ども達は毎年、それほど満足度が高くない、というのも弱点の一つ。今年のクラスも同様。多分、今年も、『学び合い』のクラスとしてはなかなかのレベルに達しているだろう。今…

悩めるおっさん

金曜日、テストの丸付けをした後に、同学年の先生にこんな話をした。 「◯◯さんが、苦手な算数のテストの表側で100点を取ったよー。最近、頑張ってたから良かった!でも、裏はこんな感じ(あまり点数が良くない)。まだ伸びる余地がある!という前向きな気持…

挫けそうである

一人の力には限界がある。やるべきことは山ほどあるが、私のような凡人には、やれないことばかりだ。だから、一人でやろうとしてはいけない。だから、仲間が必要なのだ。と頭では分かっていても、なかなか現実には難しい。 ペースが落ちている。息切れしてい…

取り戻せない

昨年度は教務主任として担任を外れていた。このまま数年は教務主任を続けざるを得ないか、と絶望していたら、急に予定外の転勤をすることとなり、新任校では担任に戻ることができた。 担任に戻って感じたことは「腕が落ちた」ということだ。担任を外れていた…

以前、『学び合い』の会で「模擬語り」に挑戦したことがある。参加者さんを前に「私は年度当初に、こんなことを語りました」というのを実際にやってみたのだ。 が、結果は大失敗。後悔しか残らなかった。言葉が上滑りして、アニメにゲスト出演した芸能人のよ…

真夏のサイクリング

私に似て多動な息子が、 「ゲームばっかりやってもつまらないから、お父さん、自転車乗ろうよ」 と誘ってきた。普段はゲームばっかりやってるくせに。まあ、こんなことを言ってくれるのも今のうちだけだろう。30度以上の気温の中、息子と二人でサイクリング…

きっと悪いことばかりじゃない

斉藤和義と伊坂幸太郎が好きな宮城県民の私としては、これを観ないわけにはいかない。今から公開が楽しみである。 映画『アイネクライネナハトムジーク』公式サイト 原作もよかったなー。 アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版…

8月15日

今日のブログは、書いて消してを繰り返していて、全く書けない。 我が子の横に座りながら、この子の将来を憂う。

超利己主義

10日のエントリーのようなことを書くと、私があたかも聖人君子のようなキャラだと勘違いされるようだ。だが、そんなことを言ったら、私のことをよく知っている友人は大笑いするだろう。私は全くもってそんなキャラクターではない。 私は「私自身の幸せなど、…

痺れた

ここ数日、石川晋さんの新刊を読んでいた。私にしてはゆっくり、じっくりとしたペース。そう読みたい本なのだ。 その中で、痺れる言葉に出会った。東京都の甲斐利恵子先生の言葉だそうだ。 鋭いことを言うことが素晴らしいことだと思い込んでいる。鋭いこと…

そろそろ

最近ちょっと「いじけて」いたのですが、そんなことをしている場合ではありません。もっと学ばなければ。もっと成長しなければ。 そろそろ、活動を再開します。 まずはTwitterでちょっとだけ連ツイしてみました。 2000人記念連続ツイ1フォロワー2000人、あり…

オープンにしておく

最近、クラスの子供達が私の名前をググっているとのこと。このブログやツイッターも読んでいるらしい。 この記事も読まれるかもしれない。 やあ、みんな今晩は。ここがキャプテンのブログです。時々、読みに来てちょんまげ。 さてさて。 もともと私は「読ま…

仙台『学び合い』の会終了

昨日と今日の二日間、仙台『学び合い』の会が開催された。昨年の函館『学び合い』の会の時に函館の藤原さんと「次は宮城で!」と約束したのだが、私には会の主催能力がない。そこで、藤原さんや縁太会の鈴木さんのお力で開催していただいた。さらには、宮城…

お気の毒です

先日、教育実習生に授業を見ていただいた。丸っと『学び合い』。しかも、単元『学び合い』。開いた口が塞がらない、といった様子だった。一緒に見ていただいた研修主任も同様だった。 明日は、初任の先生方に授業を見ていただく。もちろん単元『学び合い』で…

ズレていく、重なっていく

若い頃は、良くも悪くも子供達と近い感覚でクラスを見ていたのだと思う。当時は何も考えておらず、「今となっては」という話だが、子供達が見ているものを私も見て、子供達が見えていないものは私も見えていなかった。 今の私は、子供達が見ていないものが見…

地区の防災訓練

今日は地区の防災訓練に参加した。宮城県沖地震や東日本大震災を経験している地域だからか、参加率は高い。小中学生は「登校日」扱いのため、親や祖父母が小中学生と一緒に参加することも大きな要因かもしれない。それだけ「本気」とも言える。避難場所は小…

仕方ない

少しばかり控えめに言ったとしても、今年のクラスも既に「普通よりちょっと良いクラス」にはなっていると思う。なかなかのレベルで安定的に『学び合い』が成立しているし、トップランナーも育ってきている。 でも、そこで満足はできない。私は知ってしまって…

想像力を持つ

私の鉄板の語りに「大人の条件」というものがある。 「今のことや自分の都合で行動するのが赤ちゃん。赤ちゃんは『今は人前だから、うんこは後でしよう』とか『親が眠そうだから、ミルクは我慢するか』とか考えない。大人はそれなりに考えなくちゃいけない。…

もうすぐ運動会

明後日が運動会である。 以前の私は、この時期によく 「こんなんで運動会が成功すると思ってんの?」 なんて言って扇動していた。熱く語ることで、子供達を思い通りに操ろうとしていたのだ。 「このままでも成功するんじゃないの?っていうか、成功って何だ…

まずは徹底する

少し前に耳にして以来、少々違和感を抱いている言葉がある。それは、 「人の実践を真似ながら、自分の色を出すことが大切」 というもの。本当にそうかなあ。 私も様々な実践を真似てきたが、その時には私の色を可能な限り消して、徹底的に真似るようにしてき…

ただ悲しいと伝えた

年々、感情的に「怒る」ことが減ってきた。4月は一度も「怒鳴る」ことはなかった。以前は「必要がない」から怒鳴らない、というスタンスだった。今は「怒鳴りたくないし、どう考えても怒鳴るのは間違い」だから怒鳴らない、というスタンス。 4月の終わりに…

怒涛の4月でした

県をまたいでの転勤は、想像以上に勝手が異なり、なかなかハードな1か月を過ごしていました。半分初任者の気分。「気分は初任者、身体はおっさん。迷担任、困難」ですな。新任校は教員の平均年齢がめちゃくちゃ若く(担任の半数が20代!)活力が溢れている…