『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

自分用メモ

思い付き

「遊び」の中から子供達が「学び」が得られる集団と、「学び」をあたかも「遊び」のように楽しむ集団は似ているのかもしれません。 「遊び」を楽しめない集団と、「学び」を楽しめない集団も似ているのかもしれません。 確かめたわけではありません。根拠も…

神は細部に宿る

ある方と「対話」をしている中で、大切なことに気づくことができました。私は『学び合い』の理論は正しいと確信しています。けれど、『学び合い』だけが正しいとは思っていません。また、『学び合い』は正しいけれど、完璧だとは思いません。ですから、『学…

下書きです。

私は何の変哲もない教員です。でも、『学び合い』と出会ってから、学級の中で感じる「小さな幸せ」がちょっとずつ大きくなり、「幸せ」に出会える数も増えているなあと実感しています。学級の中で起きる小さなドラマに胸が熱くなったり、涙がこぼれたり。そ…

しなやかに、したたかに。

昨日のエントリーに、Facebook上で多くの方からコメントやシェアを頂きました。予想もしていない反応にちょっとビックリ。 「後輩君」は数年前から現在までの私をモデルにして書いた姿です。もちろん、フィクションですし、思いっきりデフォルメしていますが…

頑張っているようだけれど

先輩「やあ、後輩君。」 後輩「あ、先輩さん。いつもお世話になってます。」 先輩「今日は一つ、忠告があるんだよ。」 後輩「はい。何でしょうか。」 先輩「後輩君はちょっと変わった授業をやっているよね。」 後輩「はい。」 先輩「えーと、何だったかな。…

感謝

先月末に授業参観に来てくださった石川さんが、参観レポートをアップしてくださいました。 suponjinokokoro.blog112.fc2.com 極めて多忙にもかかわらず、書き上げてくださったことに心から感謝いたします。 レポートにも書かれていますが、5月末の学級です…

石川さんがいらっしゃいました

今日は、遠路はるばる石川晋さんが教室に来て、一日中、教室を参観してくださいました。なんと、放課後には、陸上指導までしていただいて(笑)。多分、日本全国の中でも石川さんにソフトボール投げの指導をしてもらった子なんてそうそういないでしょう。まだ…

普通じゃない

先日、保護者さんと話していて、改めて感じました。私は多くの方から見れば「変な先生」なのですよね。ちょっと前に、ある方からは「なおたかさんは、スーパーな立ち位置にいるんだから」と言われ、あまりの意外さに絶句しました。私は、自分のことを「スー…

分からない

私が「素晴らしいなあ」と感じる人が「素晴らしい!」と評しているけれど、私にはその素晴らしさが分からない。最近、そんなことが複数重なりました。「えー!?そんなに良いのかなあ。でも、あの人が言うんだからなあ。うーん…」しばらく悩んで、小心者の私…

見えている

ちょっと精神的に疲れています。今やっている授業の「次」が見えているのですが、踏み出せずにいます。多分、通常の自分だったら、見えた段階でやっていると思います。が、ちょっと二の足を踏んでいて・・・。その授業がうまくいくかどうかが心配なんじゃな…

授業で大切にしていること

考えを整理するために、まとまりませんが書いておきます。 私が授業で大切にしているのは 明確な目標を設定すること 児童のつながりを阻害しないこと 児童の多様性を生かすこと 児童自身が評価できること 繰り返しがあること かなあ。 1と4は同じことかな…

最後まで焦らず

「教員がスーパーな力を身に付けて、それを発揮し、素敵なクラスを作る」自分にはそんなのは無理!と分かっているのだけれど、でも、このとらわれからはなかなか脱することはできません。自己顕示欲が強過ぎるのでしょうか。自分の限界が分かっても「素敵な…

本当に多様性を求めているかな?

学級では、いろいろなことが起こります。 例えば、テストを返した時。ちょっとイマイチな点数だった友達のテストを見て 「えー!50点なの!?」 なんて言ってしまった。言われた方は嫌な気持ち。 そんなトラブルが起きた時。

無意識を言葉にする。

私にとっては、私の仕事の仕方や学級経営や学級の姿は「普通」です。少しでも良い学級にしたい、良い授業をしたい、良い教員でありたい、と願って仕事をしていますが、自分の限界はよくよく分かっていますので、「できる範囲で」良いものを目指しています。…

またもや下書きですみません。

『学び合い』授業参観時のお願い 参観時は、次の3点について、お願いします。

また、下書きです。

3 授業観 では、これらの学校間・児童観に基づく授業は、どのような形になるでしょうか。

発展

「発展的な学習」という言葉をよく耳にします。 この言葉に対して、 教員が設定するもの という捉え方と、 教員の想定を超えるもの という捉え方があるように感じます。 どちらが良いのかは分かりません。ケースバイケースなのかもしれません。私自身、授業…

下書きです。

『学び合い』(二重かっこ学び合い)とは上越教育大学教職大学院の西川 純(にしかわ じゅん)教授が提唱する教育理論です。その理論はたった3つの考え方が基本となっています。その3つの基本的な考え方は、以下の通りです。 第一は、「学校は、多様な人と…

「質問づくり」&『学び合い』

以前も書きましたが、「質問づくり」というメゾット(と言っていいのかな?)を授業に取り入れてみました。とりあえず、今のところは国語で2単元実践しました。 たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」 作者: ダンロスステイン,ルー…

心から語る

今日はマラソン大会でした。 私は子供の頃、走るのがそれなりに得意でした。私の記憶では、校内の大会では、いつも1位か3位。なぜか2位は無かったと思います。なぜでしょうね。また、地区の大規模な大会で入賞したこともあります。 だけど、というか、だか…

見えやすい

昨夜、ふと浮かんだことです。私は、一斉指導が全く駄目だとは思いません。ほとんどの子供達が、一斉指導型の授業でも特に困ることなく学んでいると思います。でも、「ほとんど」じゃ嫌だから『学び合い』なんですよねえ。『学び合い』で授業をすると、ほと…

質問づくり

今、国語で新しい実践をやっています。 www.amazon.co.jp この本に紹介されているメゾットで、児童が「問い」を立て、それを探求する学習です。 最初に取り組んだ単元は「ごんぎつね」でした。 例えば ごんはうたれた時は幸せだったのか。 ごんはうなぎをぬ…

わたしたちのきょうしつ

読もうかどうかちょっとだけ迷いつつ、昨日のもやもやを吹き飛ばすために、この本を拝読しました。 みんなのきょうしつ 作者: 岩瀬直樹,中川綾,西原理恵子 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2015/10/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

影響力

教員の持つ影響力ってすごいなあと思います。 教員が言った通り、思った通りのことが教室で起きることはめずらしくありません。 「この子達は凄い!」と思っている担任のクラスは、どんどん成長し、凄い姿を見せてくれます。 「この子達は本当に・・・」と思…

1000時間

今日は勤務地のサッカー大会でした。 私の学級も出場し、とても良い結果でした。 ですが、良い結果だったからこそ自分のために書いておきます。 イベントや行事の類というのは、子ども達の頑張りが見えやすいですし、そういう姿に感動させられます。 でも、…

教えればできるの?

「○○は、教師が教えなければ分からない。子ども達だけでは無理だ」と言う方に度々会います。本当なんでしょうか?例えば、物語文の学習で、登場人物の心情がどのように変化するのかを読み取る授業。情景描写を読み取ったり、複数の登場人物の言動を対比させ…

『学び合い』で困る時

アイディアのメモです。 1 TTの教員や支援員が教えちゃって困った! 2 「やる気がない」と批判されて困った! 3 「来年が心配です」と言われて困った! 4 他の先生から「私の授業だとちゃんとやらない!」と言われて困った!

告知ー

本日、決めました。12月ごろに、アクティブ・ラーニングに関する研究会を開催します。どの程度の規模になるかは不明ですが、自主研究会って感じですかね。内容は、わたしの授業+α!これから何か考えます(笑)プランは5つ思い付きましたが、どうかなあ。実…

今日の自評

今日の分科会、自評で話すことの「下書き」を書いておきます。 今日は忙しいところ、お越しくださいましてありがとうございました。 さて、今日の授業は「物語を書く」という単元でした。中学年の「書くこと」の授業では物語文を書く活動がよく行われますよ…

『学び合い』で困る時って?

『学び合い』で困る時 バージョン1 子供達が学び合わなくて困った 誰も教えに行かないぞ!? 「教えて」と言えずに一人ぼっちの子がいるぞ!? 決まったグループだけで話し合っているぞ!? 課題設定で困った ほとんどの子が課題を達成できないぞ!?想定と…