最近になってやっと,学校の「教育目標」と「学級目標」と「日々の学習指導・生活指導」を繋げて考えられるようになってきました。
ウチの学級目標は「○○小の伝説に,俺達はなる!」というものなのですが,それと「毎日宿題をやること」とか「廊下を走らない」とか「大きな声であいさつをする」というような指導がどう繋がるのか,自信を持って語ることができるようになってきました。
気付いてみれば簡単なことでした。
ゴール=長期的な目標があるからこそ,中期的な目標・短期的な目標が決まっていくのです。
今までは逆だと思っていました。日々の努力の積み重ねが,ゴールに至る。
それはそうなのですが,違うのです。
良い学級は,男女の仲がよく,落ち着いていて,話の聴き方が上手く,忘れ物が少ない。
でも,男女仲よくしろ!落ち着いて生活しろ!話は静かに聞け!忘れ物をするな!といくら指導しても,良い学級にはなりません。
大切なのは,目指すべきゴールを示し,そのゴールがいかに価値のあるものかを語ることです。
考えてみたら,『学び合い』のセオリー通りです。
もう一度,「手引き」を読んでみようかな,と感じています。