『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

将来の人材

わたしの教え子の中から,将来,内閣総理大臣国会議員が出る可能性は極めて極めて低いと思います。まあ,可能性はゼロではありませんが,それほどリアルにも考えられません。また,以前は人口数十万人〜数万人規模の自治体で勤務してきましたが,その当時,教え子の中から将来の市長が出るなんていうのは,あんまり考えませんでした。


でも,現在の勤務地は,町に中学校が一つしかない小さな町です。この規模だと,わたしの教え子の中から将来の町長や町議会議員が出る可能性は,ソコソコあると思います。ましてや,町の職員となって町政を動かす可能性は,大いに有り得ると思えてきます。
つまり,「この町の将来を担う人材を育てているのだ」という思いが,かなり現実的に感じられます。
そう考えたら,なぜ,町の様々な人々が,色々なことを学校に要求してくるのかも理解できてきました。(その要求が妥当かどうかは置いといて)
ということは,そういった色々な要求に対して,わたしが個人的にできる対応策としては,
「見て下さい。ちゃんと,将来を見据えた人材育成ができていますよ」
という結果を出すことでしょう。
やっぱり,大切なのは,結果です。


そして,より多くの人を納得させるために,「平和で民主的な国家及び社会の形成者」を育成するということを,今まで以上に考えているところです。