『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

有限に有能

わたしは,良い集団かどうかは,
・「管理者が自分の限界と集団の強力さを理解していること」
・「集団全体へ課題が課せられていること」
・「課題達成のための環境整備が成されていること」
の3点から考えています。
まんま『学び合い』の子ども観・指導観ですね。


分かっていれば簡単なことなのですが,まあ,わたしも『学び合い』に出会うまでは分からなかったのですから,偉そうなことは言えません。
ですから,「限界などない,無限に有能な管理者」を望む人がいることは,内心(困ったなあ)と思いつつ,我慢します。
そういった期待に応えようと,「無限に有能なふり」をする人は,ある意味で被害者です。結構多いですよね。
時々,自分に限界はないと思っている「無限に有能なつもり」の人がいるので,それは,冗談だと思うようにしています。


けれども,最近は立て続けに,「無限に有能な管理者なつもり」によって甚大な被害を受けているの事例を見聞きして,イライラが募っています。


自分の限界を知ることは、非常に大切です。
自分に出来ないことは何かを知る,というのは,同時に,何ならできるのかを知る,ということなのですから。


限界があっていいのになあ。それを認めるから,先に進めるのになあ。