明日は,わたしが月に一度開いている学習会。今年度最後の開催です。
毎回のように参加して下さっている先生の要望で,来年度に向けて,学級開きについて話をする予定です。
今年度がまだ終わっていないのに,来年度の話を考えるのは難しかったのですが,でも,おかげで,今年の締めくくりについて考える機会にもなりました。
あしたは,こんな話をします。
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わたし流 これからの学級開き
1.今までやってきた学級開きと,これからの学級開き
? 若いころ…良く言えば,教師が「惹き付ける」ためのシステム作り
別の言い方をするなら,「最初に教師の価値観を押し付ける」
☆ 基本的なルール(給食のきまり・先生が怒る条件など)や係活動の進め方を示す。
☆ 最初にスペシャルな授業をする=「この先生となら楽しい1年が過ごせそう」と錯覚させる。
★ でも,「教師の言うことを聞けば幸せになれる」保証がない時代。
押し付けても,疑われたり,反発されたり。
★ 有言実行できないことも多かった。
? 最近の学級開き(これからもやっていく学級開き)…教師と子ども達の「価値の合意形成」のための時間
☆ どんな学級を目指すのかを伝え,その承認を得る。
☆ 価値観を伝えるための授業=「こんなクラスを目指したいんだけど,皆はどう思う?」
☆ 合意を形成するための授業=「ちょっと体験してみてよ。どう?良いでしょ?」
☆ お題目ではなく,本気で目指す「学級の目標」を作る。=「みんなはどんなクラスにしたいの?」
2.ポイントは?
? 目指す学級のイメージをはっきりと示せているか。=具体性
? それは,全ての子ども達にとって「幸せ」なクラスだと断言できるか。=公平性
? 1年間を通して,ぶれずに求めていけるか。=継続性
? それは,客観的に見て,世の中の常識とかけ離れていないか。=普遍性
3.あなたの目指す学級のイメージは?
<書いてみよう>
チェックしましょう!
具体性は? 継続性は? 公平性は? 普遍性は?
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今年の学級は,4月に子ども達と合意形成した姿に近付けているだろうか。
そんなことをずっと考えていました。
なかなかシンドイことが多い1年でしたが,まあ,イイ線いってると自負しています。卒業まであと少し。まだまだ伸ばしていきますけどね。