教えることは,自分が学ぶこと。
そう思います。昨日,ある先生からこんな質問を受けたおかげで,自分の考えがはっきりとしてきました。
その質問とは,
「みんなで話し合って決めたルールを破った子がいたら,どうするのですか?先生は,何か罰のようなものを決めたりすることはあるのですか」
というもの。(うろ覚えですが)
わたしは,直ぐに
「破りませんよ」
と答えました。思わず口にでた答えでした。
みんなで合意形成したルールなら,まず,破る子はいません。
教師が押し付けたルールなら別ですけどね。
ルールを破る子は,「みんな」に入れてもらえなかった子です。その子は,わたしとの間で合意でできていない子なのです。
ですから,もしもルールを破った子がいたら,
「俺はこういう風に考えているんだけど,どう?」
「ちょっとやってみてくれない?」
「で,君はどうしたい?」
と合意形成図るだけの話です。
もちろん,わたしは学級の管理者ですから,方向性を決める役割を担います。
教師からの提案は非常に重要です。
でも,それが即決定にはなりません。
合意を形成しながら,学級を作る。
なんだか,自分が大切にしてきたものが,だんだんとはっきりしてきているのを感じます。
自分の中で,大切なキーワードになりそうです。