『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

忙しい!けど,頑張らない。

「殺す気か!」と言いたくなるような忙しさを乗り越え,昨日は卒業式でした。
とは言っても,暇になるわけではなく,今日も朝から仕事をして,脳みそがパンクしそうなので,こうしてブログを書いてリフレッシュしております。
来週からの日程を考えると,眩暈がしますが,でも,一年前を思い出すと,まだマシです。


わたしの居住地も,勤務地も,津波被害を受けた地域です。
また,原発事故の影響も大きい地域です。(線量自体は県内では低目なんですけどね。)
一年前は,「俺が頑張らないと,子ども達がどうにかなってしまうんじゃないか!?」と思いつめて働いていました。まあ,実際は,わたしに何ができたのかと言われると,何もできなかったと言うしかないのですが。


カウンセラーの先生に子どもの事を相談すると,
「児童たちよりも,先生自身は大丈夫ですか?」
と言われてしまい,その時は(何を言いたいの?俺がやらなきゃ誰がやってくれるの?)なんてイラっとしてしまったものですが(反省。),今になって,心配して下さっていた意味が分かります。
人間,あんな働き方をしていたら,駄目です。倒れちゃいますよ。


で,今年を振り返ると,まあ,相変わらずキツイのですが,忙しさの質はちょっと変わってきています。
震災直後の状況は,「倒れるまで働かなければいけない!」状況でした。実際に体調を崩し,入院した知り合いの先生も何人も居ます。でも,そこまで頑張らなくちゃいけない状況でした。
今は,焦って何かをやっても,大きく変わらない状況です。復興に向けての取り組みが始まり,学校も「異常事態」から「通常通り」に移行している状況。


震災を期に,新しいものを作り上げたい人。早く元に戻したい人。もう少し休んでいたい人。動きたくても動けない人。


色々な人が居ます。じゃあどうするの?
その答えを出すためには,もう少し時間が必要です。わたし自身も悩み,苦しんでいます。学校を振り返ると,今後のビジョンが定まっていない感じ。そういう時って,労多くして,益少なし,になりがちですよね。


疲れ果てました。。。



でも。昨日の卒業式の後。
震災後に転校してきた子のお母さんからこう言って頂きました。
「最初は,避難することも,この小学校に来ることも,子どもは泣いて嫌がっていたんです。でも,今では,ここに来て本当に良かったと思っています。この1年は,わたし達にとって宝物の1年間です。」


忙しいけれど,焦ってはいけません。
頑張り過ぎてもいけません。


目の前の子ども達をしっかりと育てること。
それがわたしのできる,震災復興です。
これさえ忘れなければ,大丈夫だと思っています。


焦らず,頑張り過ぎず。でも,諦めず。



苦労を共有する,全ての被災地の先生方へ。
1年間お疲れ様でした。


(と言いつつ,これから事務仕事の続きですけどね。)