『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

毎日の授業

この辺りでは,卒業式に「呼びかけ」というのを行います。他県ではどうなのでしょうか?

卒業前に,子ども達に「呼びかけで言いたいことアンケート」をとりました。
そこに書かれていたのは,「2年ぶりに開催できた運動会」や「頑張った陸上記録会」のこと,「大成功を収めた学習発表会」のことが書かれていました。それに,5年生のころの「宿泊活動」や4年生で「初めて委員会活動をやったこと」などのことも書かれていました。
まあ,定番だと思います。
でも,それらと共に書かれていたのが,
「みんなで学び合ったこと。勉強が楽しいって,知ることができた」
「学び合うことで,チームワークが大切だってことが分かった」
「学習レポートは,本当に力がついた」
といった,授業に関する事でした。

ということで,みんなで相談し,
「みんなで助け合い,学び合った毎日の授業
 手が痛くなっても書き続けた何百枚もの学習レポート
 精一杯学び,自分を磨くことができました。
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 ぼくたちは,みんなで磨いたチームワークを手に
 中学校へと旅立ちます。」
という言葉が,呼びかけの中に入りました。

自分で言うのもなんですが,これってナカナカ無いことだよなあと思います。


そして,卒業式の後の謝恩会。
ある子が,こう言ってくれました。


「わたしにとって6年生で一番の思い出は,毎日の授業です。」


こんなことを言ってもらえる教師が,どれくらい居るでしょう。
誇らしい気持ちになりました。教師冥利に尽きる言葉です。
だから『学び合い』なのです。

わたしのクラスのアンケートでは,『学び合い』に否定的な意見はゼロでした。
学習レポートを書くことについても,全員が「力が伸びた」と自己評価していました。
100%であることが重要です。
だから『学び合い』なのです。


昨日のエントリーでも書きましたが,わたしにとって最も大切なのは,毎日の授業で子ども達を育てること。
毎日の授業が勝負です。


『学び合い』×インタラクティブカリキュラム


磨いていきたいと思います。