『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

山あり谷あり。原因は他に有り!

人間は、いつでも楽しめるわけでは無いと思っています。

体調が悪かったり、身内に不幸があったり、経済的に苦しかったりすると、力が出せなくなって当たり前。
転勤や引越し直後や、育休明けの方が、仕事以外の事にエネルギーを使わなくちゃいけなくて、仕事が苦しくなるのもよくあること。
山あり谷ありで当たり前なんだと思います。だから、助け合わないといけないのも当たり前ですよね。


それを、やる気やプロ意識の問題にしたり、人間性の問題にしたりすると、とっても苦しくなってしまいます。
原因は、大抵の場合、他に有ります。多くの場合、人と人、人と環境の関係性の中にあるんじゃないかな、というのがわたしの考えです。


そりゃあ、環境に恵まれていない時でも力を発揮できる人は、本当に実力のある人でしょう。わたしは、そういう人になりたい。(でも、まだまだ道は遠いなあ。)
でも、そんな教師になりたい人は極一部。そうじゃない人が一般的だし、それで良いと思うのです。


様々な人が、多少苦しくても力を発揮できる。そういうのが良い職場だと思うのです。
そして、そういう職場だと、もっと良い授業をしよう!もっと子ども達の力を伸ばそう!という気持ちが産まれるはずです。


わたしの勤務校の今年の重点目標は「レッツ チャレンジ!」です。
これは、子ども達にチャレンジさせることが目標なのではありません。児童も職員も保護者も、もっとチャレンジしたくなるような学校にすることが目標です。
そして、そうなるように、周りの先生方に頑張ってもらうのが、わたしの目標です。