『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

君ならできるよ

昨日は,わたしの勤務する地域の陸上大会でした。クラス全員が参加しました。25度を超える夏日となった競技場で,子ども達は一生懸命に競技しました。たくさんの賞状をもらうことができました。どの子も今日はちょっと疲れ顔。そりゃそうです。昨日,あんなに頑張ったのですから。
けれど,だからといって今日の勉強がおろそかになったかと言えば,そんなことはありません。普通に勉強をしました。
今のわたしの学級で,普通と言うのはこんなレベルです。
国語では,物語の学習のまとめの感想文を書きました。原稿用紙で3枚4枚と書き進んで行く子もいました。今日,一日で。
社会では,室町時代の文化について調べました。金閣銀閣に始まり,書院造について,能・狂言について,水墨画について調べました。指導書では3時間扱の内容です。これは2単位時間使って調べました。
算数では,分数の割り算について,レポートを書きました。わり算とかけ算が混ざっている計算や,小数や分数が混ざっているわり算のやり方についてまとめました。A4のレポート用紙(800字程度)に書きました。これも2時間の学習でした。


大きな行事の翌日でしたから,今日は1年間で最も疲れている日と言っても過言ではないと思います。
でも,これくらいは勉強しちゃうのです。多い子は今日一日で原稿用紙7枚分くらいの文章を書きました。社会科で調べたことや,算数で計算したことを加えれば,もっと多くなります。文章と言っても,行事の感想ではありませんよ。「勉強」のことでそれだけ書きました。


なんでそんなことが可能なのかと言うと,学級が「勉強することが当たり前」の集団だからです。みんなやっているから出来るのです。一人では無理だと思います。
と言うと,「私のクラスの子ども達は勉強することが当たり前なんて思っていません。そんなの無理です」と思う方が多いようです。そういうわたしも,昔は思っていました。
でも,違うんです。
坂内さん(id:tontan2 さん)がよく言う言葉「だれだって勉強ができるようになりたい」。
その通りだと思います。出来なくて嬉しい子なんていません。
だから,教師が
「君はもっともっと勉強ができるようになるよ」
と心の底から思っていれば,子ども達は勉強するのです。教師のオーラがそうさせるのです。


一方,教師が心の底からそう思っていなければ,子ども達は勉強から遠ざかっていきます。わたしも,負のオーラを出してしまい,子ども達の邪魔をしてしまった苦い経験は数えきれないほどあります。


「君なら出来るよ」のプラスのオーラを身に付けることは一朝一夕にはできません。中には最初からそういうオーラを持っている天才的な先生もいます。でも,わたしにはそういった才能はありません。時間がかかりました。でも,身に付けることができてきました。きっと,あなたにも身に付けることはできます。絶対にできます。
その方法は簡単です。すでにオーラを身に付けている人から,分けてもらいましょう。わたしは,坂内さんと古田さんという素晴らしい仲間に出会えたことで,たくさん分けてもらえました。
そして,その分けてもらったオーラを大切に育てるのです。そのため大切なのは,身近な人々との接し方だと思います。が,これについてはまたの機会に。


教育技術や知識を学ぶことは,このオーラを学ぶことです。
新年度が始まる前に,様々な本を読んだり,研修に参加したりして,勉強した若い先生も多いと思います。
その学びは,今も生きていますでしょうか。継続できているでしょうか。
どうか,技術や知識を超えて,優れた教師の持つ「もっともっと出来るよ!もっともっと伸びるよ!」というオーラを学んで欲しいと願っています。