『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

意味不明な独り言

今までは,「同じものを見ているけれど,見え方が違う」のだと思っていました。
でも,最近,「見えていない」のかもしれないと感じています。


例えば,同じ場所に立って同じ風景を見ているとします。
わたしには,きれいな花が咲き乱れているのが見えます。また,もう少しで咲きそうなつぼみも沢山見えます。香りも漂ってきます。
でも,その花が見えない人もいるのかもしれません。わたしからすれば,「どうしてこんなにきれいで,こんなに大量に咲いている花が見えないの?」と言いたくなるのですが,でも,見えていないとしか思えない言動をする人が居るのです。


今までは,「見えているけれど,その花の美しさが分からないかもしれない」と思っていました。だから,その花の美しさを一生懸命に説明しました。
でも,花が見えていないのだとすれば,説明しても分かってもらえるはずがないですよね。
また,「こんな花が咲いているんですよ!」とその花を摘んで持ってきて見せていました。
でも,高橋がその花をどこから持ってきたのかがよく分からなければ,不気味に感じたり不思議に感じたりしたことでしょう。


今までは,こういう考えは,自惚れのような気がするので避けてきました。
でも,どうやら,わたしが見ている花が,多くの人に見えていないのかもしれないなあと思います。
花が咲いていないと信じているのだから,除草剤をまくようなことが出来るのでしょう。わたしからすれば,正気の沙汰ではないのですが,でも,花が咲いていないと信じ切っている人からすれば,なぜわたしが憤っているのか,さっぱり分からなかったことでしょう。


でも,良いんです。
わたしが気付かないものに気付いている人が,絶対に大勢いるはずですから。
それに,わたしだってまだまだ見落としている花があるはずですもん。


以上,意味不明な独り言でした!
はー,すっきり!