『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

自分の仕事

今,来月開催されるとある官制研修会に持っていく資料を作っています。
作りながらイライラしています。
資料を読んだ人からどんな反応があるかが予想できるからです。
一部の人は納得し,大部分の人はよく理解できないでしょう。で,一部の人が反発するのです。
それは何でもそうなのですが。でも,その繰り返しに飽き飽きしています。
例えば,
「あなたの言うようなことをしたら,絶対に失敗する」
という反論!?を言われることがあります。
「じゃあ,見に来て下さい」
としか言いようがありません。言って分からない人には,見せるしかない。まあ,それでも分からない人も居るでしょうけれど。
他にも,
「それは,あなただからできるのであって,他の人には無理です」
と言われることもあります。
「そりゃそうです。同様に,あなたが言う事も,他の人には無理なんですよ」
としか言いようがありません。みんな違って当たり前なのですから。


わたしは,「普通の教師でも,志次第で普通じゃないクラスを作れることを証明したい」と思っていました。けれど,この思いが揺らいできています。


「普通」って何なのでしょう。
あなたは「普通」の教師でしょうか。
わたしも「普通」の教師ですよ?
わたしから見て,人間離れしているように見える教師の方に
「いえいえ。わたしも普通の人間ですよ」
と言われたことはあります。普通の教師は,年に2冊も3冊も本を出版したりしません,とその時は思ったのですが。でも,その方だって,悩み,傷つき,一歩一歩進んで,今の姿になったのでしょう。「特別な人」扱いは,その方の努力に対して失礼ですよね。


自分が何を目指すのか。
自分がやるべき仕事は何か。
もう一度,自分に問い直しているところです。