『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

離任式でした

我が家の玄関には飾りきれない程の花が並んでいます。昨日、勤務校で離任式があり、頂いたものです。
あと、わたしの好きなコークも貰いました(笑)ありがたいことです。
というわけで、6年間の勤務を終え、4月から新しい職場となります。


わたしが『学び合い』を継続して実践出来ているのは、わたし自身の力よりも、現任校校における地域の皆様の力、子供達の力、保護者さんの力が大きいかったと思っています。もちろん、お力を借りるためには、こちら側も努力する必要があります。けれど、例えは悪いですが「海老で鯛を釣る」ように、こちらの労力以上に、多くの助けを頂いた6年間でした。若い頃に言われた「三惚れ」。地域に惚れ、学校に惚れ、子供達に惚れる。その大切さを実感できた6年間でもありました。
また、ICT支援員さんや図書支援員さんのような「教員以外」の職員が多い学校でした。現状では、雇用の継続性や条件面などで課題も多いと感じますが、こういった教員ではない職員の存在は、わたしにとっては大きなプラスでした。知的な営みを行う上では、集団は多様な方が良いのだということを、身を持って経験的に学べたことで、子供達に心を込めて語ることができました。感謝です。


もちろん、人と違うことをやっている以上、少々の苦労は付き物です。やりたくもない政治をしなきゃいけないこともありました。政治下手なせいで、周囲や子供達に心配や迷惑をかけてしまったことも多く、それを何より反省し、後悔しています。


新任校では、お利口さんになるつもりはありませんし、それは無理なのですが、でも、もっとしたたかに成りたいと思います。
「したたか」は、「強か」とか「健か」と書きます。賢く、強く、粘り強く。ぶち当たってもちょっとやそっとじゃ負けない自信もありますが(笑)、でも、次は新しい仕事にもチャレンジする必要があるようです。新たな場所で新たな仕事をするのであれば、周囲の助けは不可欠です。そのためにも、もっと、しなやかな人間に成ることが目標です。強さの種類を変える、と言ってもいいかと思います。
その必要性に気付かせてもらえたことも、現任校で頂いた贈り物です。人との出会いにも感謝です。


この仕事をしている以上、転勤は不可避です。
次の職場も心のそこから惚れこんで、仕事をしたいと思います。
ありがとう、新地町。また戻ってくるぜー!!!