給食を食べ終わり,連絡事項を板書していた時のことです。
クラスの子供たちがこんなことを言っていました。
「もう,金曜日かあ。」
「一週間があっと言う間だね。」
「まだ2時間目くらいにしか感じないのに。」
非常に嬉しく感じます。
一方で、焦りも感じます。
まだまだ、集団が成熟していない焦り。
どうしても、2か月程度の『学び合い』では、集団の足りないところが目についてしまいます。わたしは、せっかちで短気な性格なので、どうしても、「早く!早く!」と急いだ学級経営になってしましがち。
前回書いた「自分の考え方を押し付けず、少しずつ涵養させていく楽しさ」を感じている自分と、集団の弱点に目が行き、焦ってしまう自分。
どちらも、心の中に存在しています。
だって、見えてしまいますからね、集団の「粗」が。でも、焦っても良いことはないのですけれど。
『学び合い』を続けていく難しさの一つだなあと感じています。
※追記
書いてから気付きました。
自分が焦ることが分かっているから、スタートダッシュをやめて、ゆっくり涵養スタイルに変えたんですね、きっと。