『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

受信する

「思いやり」って「知性」だなあと思います。


先日、放課後に残って勉強をしていたある子が、わたしにこう言いました。
「先生、この計算ってどうやるの?」
周囲には何人か児童が居たのですが、その子は、人と関わるのがちょっと苦手なタイプ。友達に聞くよりも、わたしに聞く方が聞きやすいのでしょう。
ですが、すぐさま近くに座っていた子がこう言いました。
「先生、大丈夫。僕が説明します。」
右腕をぴしっと伸ばし、手を大きく開いてわたしを制止した姿があまりにも凛々しくて、涙が出そうになりました。
その後、その子は友達に教えてもらって、ばっちりやり方が分かったようです。


友達が発した「この計算ってどうやるの?」という言葉をキャッチして、直に行動を起こせる。
それって、とても素敵で知的な行動だなあと感じます。
でも、4月当初にそういう行動はあまり見られませんでした。


4月と今の違いを例えるなら、テレビのアナログ放送と地上波デジタル放送のような違い。ちょっと例えが古いですかね。
アナログ放送の荒い映像では見えなかったものが、地デジの鮮明な映像だとはっきりと見ることができます。同じように、以前は友達が困っていても気付かなかったのに、今では、困っている姿が見えたり感じたりするようになっているようです。同じ対象なのに、見え方が違う。そういう変化を成長と言うのでしょうね。


そういう学級の成長を実感すると、教師って幸せな仕事だなあと心底感じます。
同時に、自分のアンテナも磨いて、子供達が地デジなら、その上を行って4K並みになってやる!と闘志を燃やす負けず嫌いな担任なのでした。