『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

武器を磨いておく

2年前くらいから話題になっていることが、「アクティブラーニング」というものが重視されるらしい。それは、これからの教員の世代交代期をにらんでいるという話をある方から聞いた。納得だ。
今後の5年で、従来通りの授業は徐々に駆逐されていくかもしれない。何といっても今の小6が新しい大学入試に臨むのが6年後。その時までに教育は何がどれだけ変わるのだろうか。個人的な思いとしては、さっさと駆逐して欲しい。頑張れ!中教審!文科省!といった心境なのは、一応内緒としておこうか。
「言語活動の充実」というのを見た時は、「文科省は、今までの授業を変えにきたんだな。」と感じた。しかし、思ったほどには変わらなかった。その分、「アクティブラーニング」はさらに強く打ち出してくるような気がしている。気のせいじゃないといいのだが。
もし、『学び合い』もアクティブラーニングの一つと認識してもらえれば、今よりもやりやすくなるかもしれない。期待しているが、まあ、そううまくいかなくても、わたし自身は淡々と『学び合い』を続けるだろうけれど。
大切なのはその後である。
数年度、「アクティブラーニングってどうすればいいの?」となった時に、「あの人はめちゃくちゃうまくいっているぞ!」と言われるだけの蓄積と発信をしておきたい。そして、「その秘訣は何ですか?」と聞かれた時にズバリ!と答えられるようにしなければと思っている。
すでに『学び合い』を始めている人同士なら、「一緒に考えていきましょう。」「わたしも昔は悩んでいたんです。」で良いかもしれない。けれど、他の立場の方で、しかもそれなりの地位の人に応えるなら、それなりの答えを用意しておくべきだろう。
一応、何の武器も持っていないわけではないが、まだまだ磨かなくてはいけない。そして、誰をターゲットにするかを見定めて、ニーズを掘り起こしていきたい。そして、そのターゲットは、どうやら市町村や県のレベルでは難しいように感じている。狙うはその上である。


ということで、頑張らなくちゃね。