『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

第7回仙南の会でした。

本日は、第7回仙南の会でした。

仙南の会は1周年だそうです。おめでとうございます。

主催のG先生のお人柄もあり、毎回のように新しい参加者さんがいらっしゃいます。素晴らしいことです。今回は20名程の参加だったと思います。

 

自己紹介の際にお話ししました通り、わたしが仙南の会に参加している理由は二つです。

  1. 我が娘と息子が『学び合い』を経験できるように、『学び合い』を広めるため。
  2. 「伝え下手」を克服するために、『学び合い』について説明する経験を積むため。

この二つを融合させて「一人でも多くの人に『学び合い』の魅力、具体的な方法やヒント、悩みの解決策を伝える」というミッションを自分に課しています。

今回はお一方とじっくり『学び合い』のスタート期からその後の展望についてお話しました。相変わらずの伝え下手で、どうしても小難しい話を挟んでしまうのですが、心を込めて伝えたつもりです。子供達の幸せを考えられる方でした。少しでも心に残っていればいいなあ。

 

 

また、今回の仙南の会は1周年にふさわしく、福島大学の松下教授による講演(御本人は「講演ではない」とおっしゃっていましたが。)がありました。福島県教員の方々はご存知だと思いますが、松下先生と言えばもちろん「道徳」です。『学び合い』道徳の実践についてのご講演でした。わたしはもちろん道徳も『学び合い』でやってきましたが、これから挑戦しようと思っていたことについて、非常に大きなヒントをいただきました。うひょっひょ!授業が楽しみです。

また、松下先生による「高校への飛び込み道徳『学び合い』」の映像も最高でした。高校生も小学生で、やはり同じなんだと感じました。同じ理論で動くのです。そして、「横に広げる『学び合い』」の必然性も改めて感じました。やっぱりなあ、伝え下手をもう少し克服しないとなあ。今年の前半はちょいちょい発表の機会を頂きました。後半も、呼んで頂ければ頑張ります。

後出しで言うようで恐縮ですが、5年半前に『学び合い』を知った時に頭をよぎったのが、大学時代に受けた松下先生の「価値の明確化」の講義でした。「手品師」を題材にしての講義です。『学び合い』の考え方を知った時、松下先生が話されていた「児童は教師が教えなくても自分の価値観をちゃんと持っている」「児童は実に多様である」という話が頭をよぎったのです。ですので、現在、松下先生が『学び合い』の研究をなさっているのもわたしとしては納得です。

 

 

明日は、『学び合い』に関するものではありませんが、若い先生に「伝える」ためにちょっと出かけてきます。心を込めて伝えてきたいと思います。

また来週は、名だたる実践家の方々が、若い先生対してどんなことをどんな風に語るのかを勉強するために、久しぶりに「受講者」としてセミナーに参加します。

楽しみです。